怪談 の商品レビュー
なんていうか 昔懐…
なんていうか 昔懐かしいって感じでしたね。小さい頃 どこかで聞いたような怪談がいろいろ収められていて楽しめましたよ
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タイトルどおりの怪談…
タイトルどおりの怪談物。あらためてこういう話を読んでみるというのも、なかなか面白かったです
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耳なし芳一やろくろ首…
耳なし芳一やろくろ首などの話が収められています。この日本の怪談を外国の人が読むとどのように感じるでしょうか。海外に日本のホラー映画が移植されたように、やはり同じような気味悪さを感じるのでしょうか。
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小泉八雲の情報も収録…
小泉八雲の情報も収録されていて便利です。
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怪奇の中に美しい静け…
怪奇の中に美しい静けさを漂う名作17編を収録。
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ラフカディオ・ハーン『怪談』集英社文庫。 NHKの朝ドラで話題の小泉八雲の名作怪談17編を収録。 勿論、再読。たまたま本屋で目にした新訳版。 口絵にはラフカディオ・ハーンの写真や妻の節子、長男の一雄の写真などが掲載されている。さらに巻末には非常に詳しい解説とハーンの年譜が収...
ラフカディオ・ハーン『怪談』集英社文庫。 NHKの朝ドラで話題の小泉八雲の名作怪談17編を収録。 勿論、再読。たまたま本屋で目にした新訳版。 口絵にはラフカディオ・ハーンの写真や妻の節子、長男の一雄の写真などが掲載されている。さらに巻末には非常に詳しい解説とハーンの年譜が収録されている。 小泉八雲がラフカディオ・ハーンであったことを知ったのは小学校の時。江戸川乱歩というペンネームがエドガー・アラン・ポーから名付けたことを知った時くらい驚いた記憶がある。 やはり『耳なし芳一のはなし』と『雪おんな』の2編が群を抜いている。 『序文』。これらの怪談の多くがが日本の古典からとったもので、中には中国を起源とした怪談も数編あるという。また、ラフカディオ・ハーン自身が見聞きした怪談もあるらしい。 『耳なし芳一のはなし』。最初に読んだのは幼稚園の頃。父親が買い与えてくれた『世界の文学』に収められていた。有名過ぎる怪談。芳一が壇の浦の合戦の場面を吟じる場面には背筋が凍る。 『おしどり』。おしどり夫婦という言葉がある通り仲が良いことで有名なおしどり。陸奥の国の鷹匠で猟師の村允がつがいのおしどりの雄を矢で射る。するとその夜、枕元に現れた美しい女が口にしたのは。 『お貞のはなし』。運命の赤い糸。女性の執念の強さ。越前の国、新潟の町に住む医者のせがれの長尾長生にはお貞という名の許婚が居た。病弱なお貞は祝言を挙げる前にこの世でもう一度逢うことになると言い残して亡くなる。 『うばざくら』。うばざくらと呼ばれる桜の木にまつわる伝説が描かれる。 『はかりごと』。今まさに首を斬られようとする科人の見せた恐ろしいまでの執念。似たような話は様々ある。捕虜となった長が首を斬られようとする前に自分が首を斬られたら、その首を持って部下の前を走るから、走り抜けただけの部下の命を助けてほしいと願い出て、全ての部下の前を駆け抜けたという話を読んだことがある。 『鏡と鐘』。この『怪談』の中では異質な話。寄進された多くの鏡により造られた無間の鐘にまつわる言い伝えから、『なぜらえる』ことがもたらす様々な怪異の例が紹介される。 『食人鬼』。食人鬼と言えば、山姥伝説など日本各地に様々な形を変えた言い伝えが残れが、ヨーロッパには一族で食人を行っていたという恐ろしい実例もあるようだ。夢窓国師という禅僧が美濃の国を行脚している時に山奥で道に迷う。最初に見付けた庵に宿を断わられ、隣村に行った国師はそこで恐ろしい体験をする。 『むじな』。むじながのっぺらぼうになって人を嚇す。狸や狐の類もよく人を化かすと言う。田舎で近所のお振る舞いに呼ばれたじいさんが深夜になっても帰宅せず、心配した家人が探しに行くとじいさんは狸に化かされて、田んぼの中で泥団子を食べていたという話を聞いたことがある。 『ろくろ首』。およそポピュラーなろくろ首の話とは少し違う。元武士の僧侶、回龍が長旅の途中に甲斐の国を訪れた時、野宿をしていると通り掛かった木こりが自宅に案内してくれる。深夜、回龍が目を覚ますと木こり一家5人は身体だけ残して、首が何処かに消えていた。これが噂に聞いたろくろ首であることに気付いた回龍は…… 『葬られた秘密』。若くして亡くなった豪商の娘のお園はこの世に何かしらの未練を遺しているらしく、夜な夜な幽霊の姿になって現れる。 『雪おんな』。これも『耳なし芳一のはなし』と並ぶ有名な怪談。昔話の怪談だけではなく、雪山遭難で避難した山小屋が舞台になる場合もある。考えてみれば『つるの恩返し』の話は『雪おんな』に似ている。 『青柳のはなし』。前半こそ普通の男女の出会いの物語なのだが、後半になると急に怪談めいてくる。能登の領主の家臣の友忠が旅先で青柳という名の聡明で美しい女性と出会う。 『十六ざくら』。伊予の国の和気郡にある十六ざくらという有名な古木にまつわる怪異。 『安芸之介のはなし』。まるで中国の『胡蝶の夢』のような不思議な話。大和の国に住む宮田安芸之介が見た二十三年間に及ぶ壮大な夢。 『力ばか』。力ばかと呼ばれた力という名の知恵遅れの男の話。 『日まわり』。珍しく怪談らしからぬ話。ラフカディオ・ハーン自身の記憶を描いているのだろうか。ウェールズの思い出と日本をつなぐ日まわりの話。 『蓬莱』。中国の文献にある蓬莱という死も苦しみも無い国の話。 本体価格670円 ★★★★
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再読本。外国人から見た日本の怪談。メルヘンでもミステリーでもなく。怪談として成り立っているのが不思議な感じ。日本が好きでいてくれたんだな。と、思うと何かありがたい。
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子どもの頃は怖くてぶるぶる背筋が震えたこのお話。 今となってはお話の民俗的な部分や書いた人が日本人でない別の視点から日本の「怪談」というお話を描いたことといったものに関心がいってしまいました。 日本人よりも日本人らしく日本のことを書けるのってすごいなぁと。 「耳なし芳一」や「雪女...
子どもの頃は怖くてぶるぶる背筋が震えたこのお話。 今となってはお話の民俗的な部分や書いた人が日本人でない別の視点から日本の「怪談」というお話を描いたことといったものに関心がいってしまいました。 日本人よりも日本人らしく日本のことを書けるのってすごいなぁと。 「耳なし芳一」や「雪女」など昔を振り返りながら読みました。
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「小泉八雲」の日本名を持ちこの国の情緒と伝統を深く愛したハーンが、古典や民話を題材につづった怪談集。平家の亡霊に取り憑かれた盲目の琵琶法師「耳なし芳一のはなし」、吹雪の夜あらわれたまぼろしの白い「雪おんな」など、怪奇の中に美しい静けさの漂う名作17編を収録。
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