知的な痴的な教養講座 の商品レビュー
「東と西は、生死のはざまで邂逅する」(て感じの文章)…なんだか深〜いって思うのだけど、日本人は「行く」、西洋人は「come」って言うよねって話。どんな時・どんな状態で言うのかはさておき。他にも「フランスではカップルが疲れて眠るのを”小さな死”という」とか、「ワインを空気に触れさせ...
「東と西は、生死のはざまで邂逅する」(て感じの文章)…なんだか深〜いって思うのだけど、日本人は「行く」、西洋人は「come」って言うよねって話。どんな時・どんな状態で言うのかはさておき。他にも「フランスではカップルが疲れて眠るのを”小さな死”という」とか、「ワインを空気に触れさせるのに最も効率がいいのは、尿瓶だ」とか。一冊まるごと下ネタなのだけど、おしゃれ〜で含蓄に富む文章だから、なんだか「学んだ」気になります。ほんとに知的で痴的。 ◆ところで、いつかフランス人と仲良くなる機会があったら、「小さな死、知ってるよ!」と言ってみたいです。ハナシ広がらないだろうけど…
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「知的で」 「痴的な」 「教養講座」 って感じだった。そういう本も珍しい。 酒、食、色、人・・・と、バランスよく書かれているし、一つ一つのトピックが短いので、読みやすい。 インテリでなかなかユーモアのある人である。 開高健(かいこう たかし)が生き...
「知的で」 「痴的な」 「教養講座」 って感じだった。そういう本も珍しい。 酒、食、色、人・・・と、バランスよく書かれているし、一つ一つのトピックが短いので、読みやすい。 インテリでなかなかユーモアのある人である。 開高健(かいこう たかし)が生きていたら、一度くらいデートにお誘いうけたかったなぁーなんて思った。(笑)でもでも、きっと話題が豊富で色んな引き出しを持っているんだろうな。 でも、やっぱり痴的は、痴的である。 『彼−(マイナス)痴的』だったら、もっと品があるだろうになぁーなんて感じてみたり。
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開高さんのエッセイ。 ユーモラスがあって、面白い。 頭がふんわかすっきりする。 まさに知的で痴的。
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芥川賞作家開高健さんのエッセイ。じわじわと面白いさが込み上げてくる。知的な部分と痴的な部分の両面がいい塩梅。開高さんの人間味を感じる。
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尊敬する「飲兵衛」。ウィットに富み、ユーモラスで、奥深い作品です。【粋】に生きた見本のよう作者の人間性がにじみ出てます。
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