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知的な痴的な教養講座 の商品レビュー

3.5

35件のお客様レビュー

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2009/10/04

「東と西は、生死のはざまで邂逅する」(て感じの文章)…なんだか深〜いって思うのだけど、日本人は「行く」、西洋人は「come」って言うよねって話。どんな時・どんな状態で言うのかはさておき。他にも「フランスではカップルが疲れて眠るのを”小さな死”という」とか、「ワインを空気に触れさせ...

「東と西は、生死のはざまで邂逅する」(て感じの文章)…なんだか深〜いって思うのだけど、日本人は「行く」、西洋人は「come」って言うよねって話。どんな時・どんな状態で言うのかはさておき。他にも「フランスではカップルが疲れて眠るのを”小さな死”という」とか、「ワインを空気に触れさせるのに最も効率がいいのは、尿瓶だ」とか。一冊まるごと下ネタなのだけど、おしゃれ〜で含蓄に富む文章だから、なんだか「学んだ」気になります。ほんとに知的で痴的。 ◆ところで、いつかフランス人と仲良くなる機会があったら、「小さな死、知ってるよ!」と言ってみたいです。ハナシ広がらないだろうけど…

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2009/10/04

「知的で」  「痴的な」  「教養講座」  って感じだった。そういう本も珍しい。  酒、食、色、人・・・と、バランスよく書かれているし、一つ一つのトピックが短いので、読みやすい。  インテリでなかなかユーモアのある人である。  開高健(かいこう たかし)が生き...

「知的で」  「痴的な」  「教養講座」  って感じだった。そういう本も珍しい。  酒、食、色、人・・・と、バランスよく書かれているし、一つ一つのトピックが短いので、読みやすい。  インテリでなかなかユーモアのある人である。  開高健(かいこう たかし)が生きていたら、一度くらいデートにお誘いうけたかったなぁーなんて思った。(笑)でもでも、きっと話題が豊富で色んな引き出しを持っているんだろうな。  でも、やっぱり痴的は、痴的である。  『彼−(マイナス)痴的』だったら、もっと品があるだろうになぁーなんて感じてみたり。

Posted byブクログ

2009/10/04

開高さんのエッセイ。 ユーモラスがあって、面白い。 頭がふんわかすっきりする。 まさに知的で痴的。

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2009/10/04

芥川賞作家開高健さんのエッセイ。じわじわと面白いさが込み上げてくる。知的な部分と痴的な部分の両面がいい塩梅。開高さんの人間味を感じる。

Posted byブクログ

2009/10/04

尊敬する「飲兵衛」。ウィットに富み、ユーモラスで、奥深い作品です。【粋】に生きた見本のよう作者の人間性がにじみ出てます。

Posted byブクログ