バスにのって の商品レビュー

荒井良二【作・絵】

2009/10/04

娘よりも私が気に入ってます。
その情景も何もかもがツボです。
深く意味を掘り下げて受けとってもいいし、
そのままで受け止めてもいい物語だと思いました。
そして旅先の香りが漂ってていい感じです。
娘はラジオから流れる音楽で変な踊りを踊って見せてくれます。

2009/10/04

ＮＨＫでお馴染みの「スキマの国のポルタ」と同じ作者です。
独特なタッチの画風で、異国情緒がよく現れていると思います。
ラジオから流れるトンパットンっていう表現もリズムよく読めます。
３年前に、子供の本のノーベル賞とも言われる「リンドグレーン記念文学賞」
を日本人で初めて受賞した作品です。
個人的には最後のオチがビックリ＆気に入っています。

2009/10/04

砂漠のまん中にあるバス停。
ラジオから流れるトントンパットン...のリズム。
バスはどこから来てどこへ？

2009/10/04

バスにのって　とおくへ　いくところです
　　　空は　ひろくて
　　　風は　そよそよ　しています
　　　まだ　バスは　きません

　　　ぼくは　ラジオを　つけました
　　　はじめて聞く　音楽です

　　　♪トントンパットン
　　　　トンパットン♪

　　　まだ　バスは　きません

　こんな感じのくりかえし絵本。
　でも、さすがは荒井良二サン。
　たのしいリズム♪