象の旅 の商品レビュー
本書は、江戸時代、享保14年、将軍に贈呈する象を長崎から江戸までの距離を74日間で歩いて旅したお話。 その時代、象は珍しい珍獣なので、どうやって運んだが興味深い。 繊維質の食事が好きな象は、特に筍が大好き。 そして、大きな音でオナラをすると、供の役人たちは ビックリした。 享...
本書は、江戸時代、享保14年、将軍に贈呈する象を長崎から江戸までの距離を74日間で歩いて旅したお話。 その時代、象は珍しい珍獣なので、どうやって運んだが興味深い。 繊維質の食事が好きな象は、特に筍が大好き。 そして、大きな音でオナラをすると、供の役人たちは ビックリした。 享保14年の時代は江戸時代の一番安定した時期だった。 もし少し後にズレると、3年後に大飢饉があり、 百姓一揆があったので、タイミングもよく旅ができた 本作の旅だった。
Posted by
8代将軍吉宗公に贈られた象の足取りを追った一冊。 当時はものすごく難儀だっただろうなと推察。 その前にも何度か象が日本に来ているという史実にびっくり。 淡々とした味わいがあって嫌いじゃないです。 が、 たまに挟まれる 筆者本人のエピソード(道中記)は… 無くても良いかなと…...
8代将軍吉宗公に贈られた象の足取りを追った一冊。 当時はものすごく難儀だっただろうなと推察。 その前にも何度か象が日本に来ているという史実にびっくり。 淡々とした味わいがあって嫌いじゃないです。 が、 たまに挟まれる 筆者本人のエピソード(道中記)は… 無くても良いかなと… (本自体がけっこうみっちりしている中、本人エピソードの頻度が低くてどうも流れから浮いているように感じてしまう)
Posted by
- 1