私の履歴書 昭和の経営者群像(3) の商品レビュー
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松下幸之助 昭和31年8月、51年1月 和歌山県生まれ 商売は真剣勝負と同じで、切られているうちに成功することはありえない。やればやっただけ成功するものでなければならぬ。うまくいかないのは運でも何でもない。経営の進め方が道を得ていないからだ。だから、被ったら信念を持ってる人は、不景気の時ほど、儲かるではないか 山本為三郎 大阪生まれ 朝日麦酒社長 人への愛と言うものは、思いやりということでつながるものである。自分がその人の立場に立ってものを考えると言うことをしなければ、人に愛されず、また人を愛する資格もないと言うことを、常住坐臥聞された 永田雅一 京都市生まれ 大映社長 家内は「男が決心したのなら、信じた通りやってください。私はどんな苦難にも耐えます」と励ましてくれた。今は故人になったが、えらい女房だった。 奥村綱雄 滋賀県生まれ 野村證券社長 それつけても、西田先生の(自由と責任、平等と左など、博愛と懲罰)を解いた言葉の持つ意味は大きい。私は今もって、この西田先生の言葉を人生の哲学の柱にしている。 岩切章太郎 宮崎県生まれ 宮崎交通 3つの方針 ①地方で働く方で終始しよう ②旗を振る方ではなく、旗を見て実際に仕事をする側の仕事をしよう ③やる人の多い仕事はしない。 観光とは、知らせる、見せる、また来たいと思わせるのが3つであるが、その最後のまたきたいと思っていただくと言う点に全てのピントと合わせて、宮崎交通はやってきたのである
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岩切章太郎さんのことをもっと知りたくて、読みました。 帰郷して家業をつくときに心に誓った3つの基本方針に感銘。
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