せんろはつづくよ の商品レビュー
「「岩波のこどもの本」シリーズは、原書は絵本だが、サイズが統一され、子どもの読みやすい大きさで手に取りやすい本。ひとり読みを始めた子どもたちにとって、自分で本を選ぶことは、おとなが思っているより難しい。大人とと違って書評などの手がかりがないので、子どもは表紙の絵や活字の大きさ、本...
「「岩波のこどもの本」シリーズは、原書は絵本だが、サイズが統一され、子どもの読みやすい大きさで手に取りやすい本。ひとり読みを始めた子どもたちにとって、自分で本を選ぶことは、おとなが思っているより難しい。大人とと違って書評などの手がかりがないので、子どもは表紙の絵や活字の大きさ、本の厚さで判断するしかあない。そこで、本を選ぶ手助けが合った方が、読むことに集中でき、読んで楽しいという経験が積める。「読んでみたらおもしろかった」という体験を積み重ねて、本への信頼感を育て、活字を追う事が苦にならずに本が読めるようになる。」 (『わたしたち、子どもの本の応援団』越高令子+山浦美幸+佐藤あけみ 著 かもがわ出版 より)
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なんとおしゃれな3色刷り。1949年の絵本らしいけれど、スタイリッシュすぎて驚く。縛りのある中で画家が工夫を凝らした輝く一冊。
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2027.9.30 シンプルな線で描かれた絵。歯切れのいいリズムと文。丘をくぐり、トンネルをくぐり、川を渡り、山を越え、雨の中、雪の中、風の中、朝も夜も西へ西へ。ぱふぱふちゃぐちゃぐ。
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「2だいの ちいさな きかんしゃが せんろの うえを はしります」「ぱふぱふ ぱふぱふ」「ちゃぐちゃぐ ちゃぐちゃぐ」丘をくぐり、トンネルを抜け、鉄橋を渡り、雨が降っても雪が降っても2台の機関車は西へ向かって走ります。声に出すとリズミカルで心地いい。『おやすみなさいのほん』シャロ...
「2だいの ちいさな きかんしゃが せんろの うえを はしります」「ぱふぱふ ぱふぱふ」「ちゃぐちゃぐ ちゃぐちゃぐ」丘をくぐり、トンネルを抜け、鉄橋を渡り、雨が降っても雪が降っても2台の機関車は西へ向かって走ります。声に出すとリズミカルで心地いい。『おやすみなさいのほん』シャローの絵は簡略化されたシンプルな絵だけれど、線の勢いや配色、構図がとても洗練されていて、美しい。汽車の好きな子にゆっくり読んであげたい。
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1979年verを読みました。 今、この本を登録するときに、 新しいverがでているのを見て、 この素朴さはなくならないでほしいなーと思った。 (なんかキレイな、機関車が書かれていたから・・・) ぱふぱふとちゃぐちゃぐという 斬新な効果音が印象的。
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