海べのあさ の商品レビュー
再読です 好きなおはなしっていう記憶はあった(^^; 大きな事件が起こるわけではない日常の幸せ さりげなく海辺の生物や ボートの知識も入ってくる優秀本 読んでいただいて25分くらい 絵本だけどなかなかのボリュームです 歯が抜けるなんて、遠い過去の事でした 忘れていた出来事 妹...
再読です 好きなおはなしっていう記憶はあった(^^; 大きな事件が起こるわけではない日常の幸せ さりげなく海辺の生物や ボートの知識も入ってくる優秀本 読んでいただいて25分くらい 絵本だけどなかなかのボリュームです 歯が抜けるなんて、遠い過去の事でした 忘れていた出来事 妹が服を着ないで走ってきたり ミルクをこぼしてたり、かわいいなー 絵をながめて楽しい
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海べに住んでいる少女のある一日を描いた絵本。 海べに住むサリーは,朝,口の中で歯がぐらぐらしていることに気づく。 海ではまぐりをとるお父さんの手伝いをしたり,おとうさんと一緒にパックスハーバーに行ったり……。 主人公の女の子の,始めて歯が抜ける頃の何気ない心の動きや,...
海べに住んでいる少女のある一日を描いた絵本。 海べに住むサリーは,朝,口の中で歯がぐらぐらしていることに気づく。 海ではまぐりをとるお父さんの手伝いをしたり,おとうさんと一緒にパックスハーバーに行ったり……。 主人公の女の子の,始めて歯が抜ける頃の何気ない心の動きや,海べの情景がきれいな絵と文章で描かれています。 子ども時代,歯が抜ける頃ってこんな風だったと共感でき,また海べの美しい風景に囲まれて暮らすサリーたちがとてもうらやましく感じました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で買いかえられていたし、装丁がきれいで夏っぽいかなと思い、借りた。 歯が抜けた朝、サリーはハマグリを掘り、父親と妹のジェインと一緒にバックス・ハーバーまで買い出しに出掛ける。 さわやかな夏の海辺の朝のおはなしではない。 歯が抜けたということが繰り返され、それが子どもにとっていかに重大なことなのかを思い出す。 何度も誰にでも何にでも歯が抜けたことを確認して、願いごとをするはずだったのになくしてしまった歯の代わりのものがうまく登場する。 読んでいると、20年ほど前に歯が抜けたそのときの感触を思い出してくるから、記憶ってすごい。 そしてやっぱり、絵がすばらしい。 父親の腕の毛の質感まで目に見える。
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チョコレート・アイスクリームをもってるハマグリがいたら、それとりかえして、歯もとりかえさなくちゃね。 子どもらしいサリーの可愛らしさが良かった。
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ため息が出るほど、絵が上手い人だなぁ。子どもに分かりやすいリアリティがあって、あったかさがある。画面からは、いつも物音や話し声が聞こえてくるし、細部にわたってすごくよく描きこんであって、見るたびに新しい発見がある。
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海べ、とタイトルを見て何となく想像した風景があったんだけれど、ページを開いて描かれた海は思っていたのとまったく違った。 わぁ、外国だ! と思ってしまった。多分、時代的にも今となってはノスタルジックな風景なんだと思う。 描いているのは多分鉛筆? 柔らかな線で描かれた、国境と時間...
海べ、とタイトルを見て何となく想像した風景があったんだけれど、ページを開いて描かれた海は思っていたのとまったく違った。 わぁ、外国だ! と思ってしまった。多分、時代的にも今となってはノスタルジックな風景なんだと思う。 描いているのは多分鉛筆? 柔らかな線で描かれた、国境と時間を超えた異国情緒にわくわく。 ちょっとノーマン・ロックウェルの世界っぽい。 子供の時に読んでいたらどう思ったのかな? 日本の子供に読み聞かせする、という観点だと、海べのイメージがずいぶん違うことをどう捉えるのか気になる。 それとも、子供はそんなことは気にしないかな。 歯が抜けることを自分と重ねるかもしれないし、ハマグリのスープが気になって仕方ないかもしれない。 反応を見てみたいな。
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「いつ歯がぬけるんだろう?」が、今の娘の最大の関心事。ときどき、「本当に抜けるのか?」不安にもなるらしい。不安なときは、こんな素敵な本を読んで、「そのとき」をワクワクしながら待ちましょうね。
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山陰こどものとも社、代表の末宗辰彦さんおすすめの一冊。海辺に住む四人家族の長女サリ―の乳歯が初めて抜けるまでのサリ―の気持ちを綴ったお話しである。歯の生え換わりの時期の子供たちに読み聞かせるには長いくらいの、絵本にしては分厚い一冊、しかも全ページモノクロである。しかし読み聞かせる...
山陰こどものとも社、代表の末宗辰彦さんおすすめの一冊。海辺に住む四人家族の長女サリ―の乳歯が初めて抜けるまでのサリ―の気持ちを綴ったお話しである。歯の生え換わりの時期の子供たちに読み聞かせるには長いくらいの、絵本にしては分厚い一冊、しかも全ページモノクロである。しかし読み聞かせると、幼稚園年長児でも静かに聞き入るという。モノクロながらも各ページの描写が丁寧、且つ迫力があり、思わずお話しの世界にひきこまれる。
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ある朝、サリーが目を覚ますと 歯の一本がぐらぐらしていました。 初めての出来事に、サリーは嬉しいやら怖いやら。 出会った動物達みんなに 大ニュースを報告してまわります。 幼い頃、自分はどのような気持ちで この小さな成長を受け止めていたか、 そんな懐かしさを感じる一冊です。 院...
ある朝、サリーが目を覚ますと 歯の一本がぐらぐらしていました。 初めての出来事に、サリーは嬉しいやら怖いやら。 出会った動物達みんなに 大ニュースを報告してまわります。 幼い頃、自分はどのような気持ちで この小さな成長を受け止めていたか、 そんな懐かしさを感じる一冊です。 院生アルバイトスタッフ
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まるで上質の小説を読んでいるかのようだ。海辺の生活は全てが美しい。子どもの成長をゆったりと立ち止まって見守ってくれる大人がいる、そんな環境ですくすくと育つサリー。このサリーはこけももを食べていた、あのサリーだろう。子どもに媚びることなく、高圧的になることなく、ありのままを受け入れ...
まるで上質の小説を読んでいるかのようだ。海辺の生活は全てが美しい。子どもの成長をゆったりと立ち止まって見守ってくれる大人がいる、そんな環境ですくすくと育つサリー。このサリーはこけももを食べていた、あのサリーだろう。子どもに媚びることなく、高圧的になることなく、ありのままを受け入れる、周囲の大人たちの姿がまぶしい。親子で一番気に入っている絵本のひとつ。
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