生涯学習と図書館 の商品レビュー
初心に帰る。 塩見先生の本。 巻末の対談、「地域文化の創造と図書館」がよい。 今と何も変わらない、つまり原則は一緒ということ。 「つまり、図書館の集会・行事は貸出が基盤ですから、貸出をしっかりやればやるだけ、多様でいろいろな形の集会・行事が発展してくる」 図書館の基本的な役割を...
初心に帰る。 塩見先生の本。 巻末の対談、「地域文化の創造と図書館」がよい。 今と何も変わらない、つまり原則は一緒ということ。 「つまり、図書館の集会・行事は貸出が基盤ですから、貸出をしっかりやればやるだけ、多様でいろいろな形の集会・行事が発展してくる」 図書館の基本的な役割をしっかり果たして上で、行事や集会をやる、という姿勢がはっきりしている。 「貸出サービスを中心において、市民がいつでも気軽に出入りができる雰囲気をどうつくっておくかということ」と。 「貸出」というとすごく狭いイメージだけれど、ここには選書もレファレンスも、整理も、除籍も入ってくるのだ。
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