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言葉はひろがる の商品レビュー

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2015/07/26

鶴見俊輔さんがなくなって、手近な追悼読書第1弾で再読。言葉ってなんだろうか。鎖国時代に日本にやってきたマクドナルドや外国に流れていった大黒屋光太夫、中浜万次郎といった自力で異国語に挑んだ人々、世界共通言語を目指したザメンホフのエスペラントやジプシーのホボサイン、アイソタイプやロコ...

鶴見俊輔さんがなくなって、手近な追悼読書第1弾で再読。言葉ってなんだろうか。鎖国時代に日本にやってきたマクドナルドや外国に流れていった大黒屋光太夫、中浜万次郎といった自力で異国語に挑んだ人々、世界共通言語を目指したザメンホフのエスペラントやジプシーのホボサイン、アイソタイプやロコスといった絵文字など、言語の違いを超えたコミュニケーションへの情熱をたどる作品。 言葉はときに誤解を生み出し、言葉の違いは大きな溝にもなるけれど、一方で言葉の壁を超えて人はわかりあいたがっている、ということを心の底においておきさえすれば、人同士国同士もっとつきあいようがあるのではないか、という思いを感じる。

Posted byブクログ