権力者の食卓 の商品レビュー
何コレ?滅茶苦茶面白いんですけど!! 図書館予約にて、興味のあるkey wordを入力し、物凄く適当に予約を入れまくっているため、受け取り時に「何だこの本?」とよく思う。極たま〜に【当たり】が出るのが素敵なサムシング。これは、当たり本。 権力者=世界的な有名人 であるため、歴...
何コレ?滅茶苦茶面白いんですけど!! 図書館予約にて、興味のあるkey wordを入力し、物凄く適当に予約を入れまくっているため、受け取り時に「何だこの本?」とよく思う。極たま〜に【当たり】が出るのが素敵なサムシング。これは、当たり本。 権力者=世界的な有名人 であるため、歴史好きの方にオススメ。明智光秀は本能寺の前にちまきを笹ごと食した。西太后は旅行の際に100人のシェフを連れ歩いた。釈迦と芭蕉はキノコで死んだ。ヒトラーはベジタリアン等々。 結句は、筒井康隆やベルばら、ローマ皇帝談といった様々な書物を紐解き、ぶちかましているのだが、実に痛快で洒落ている。序盤から一文 すなわち、今日椿山荘があるのは軍鶏と豆腐のせいなのである。 ちんぷんかんぷんであろうが、これが実に納得でビシっと決まっているのである。かっこいい〜。満漢全席のメニューの珍品ぶりに驚愕。やはり中国さんとフランスさんは、食に関して想像の斜め上をかっ飛んでいる。日本もまだまだだと思い知らされました。
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