魔球 の商品レビュー
エース高校球児の内に…
エース高校球児の内に秘めた孤独で悲しく痛々しい思い。悲しいけれど一種さわやかにまとまった小品。
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やりきれない悲しさが…
やりきれない悲しさがある。どこか、貴志さんの「青の炎」に通じるものがある。
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時代は東京オリンピッ…
時代は東京オリンピック開催の昭和39年。「野球を通じ、家族を幸せに・・・」という強い思いを持つ高校生の、そしてその弟の、なんとも切ない物語。今の時代設定では、こんな強靭かつ、純粋な高校生を描くのは、無理なのかもしれない。
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青春スポーツミステリ…
青春スポーツミステリ。今の東野さんの作品とはまた違った面白さがあります。
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何故殺したのか、何故自虐的な死に方をしたのか。 生き残りをかけた魔球は所詮「賽の河原の石積み」だったのか。悲しすぎる。
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面白かった! 二つの事件の関連性が巧妙で素晴らしい! 最初どんな関連性があるのか、不思議だった 世界は狭いなー そして手塚先生可哀想で辛いだろうなー 武志は自分でなんでも背負い過ぎる でも生い立ちが複雑だから誰かを信じたり頼ったり出来なくなるのは仕方ないのかも これまでの作品で1番設定と事件の関連性や動機など細かく考えられていて面白かった そして最後は切なくなった
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東野圭吾読み直し6冊目(102分の6)。 野球好きのため期待したが、野球の要素は薄く、犯人の動機もあまりよく分からず、ストーリー性もいまいちだった。
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傑作だと思う。もっともっとたくさんの人に読まれてほしい。完全に自分のエゴだけど、少しでも救われてほしい
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「放課後」の前に乱歩賞に応募した作品らしいが、こちらの方が好み。東野さんらしい、よく練られた野球ミステリーで、初期作でもさすがのクオリティー。今では考えられないような犯行動機が哀しく、何と言っても命懸けで野球と向き合う姿勢が時代を感じさせる。書籍化の際に設定を現代(80年代)から...
「放課後」の前に乱歩賞に応募した作品らしいが、こちらの方が好み。東野さんらしい、よく練られた野球ミステリーで、初期作でもさすがのクオリティー。今では考えられないような犯行動機が哀しく、何と言っても命懸けで野球と向き合う姿勢が時代を感じさせる。書籍化の際に設定を現代(80年代)から1964年に変えたという。納得だが、少々違和感を覚える箇所もあった。
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全く関係ないように見える二つの事件がどんどん交差して交わっていくのが快感でした。 ただ、武志の生い立ちから、彼が『約束』と言うものに固執していたのは理解できるけど、犬を殺すという行動は行きすぎているのでは?と思いました。私が愛犬家だから余計かもですが。 まあ、人でもなんでも殺そうとする人間の気持ちはわからなくて当然なのですが.... 最後の解決の仕方は、東野圭吾によくある手紙のパターンでしたね。小出しに、というよりはまとめてドーン!です。
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