時間の砂(上) の商品レビュー
スペインバスク地方の…
スペインバスク地方の独立をめざすテロリストたちと尼僧院を襲ったスペイン憲兵から追われる4人の修道女たちの逃走劇。市民戦争やテロという重いテーマの中に、コミカルな場面や恋愛、裏切り等、人間ドラマが盛りだくさんです。修道女4人ともが複雑な過去を背負っており、その回想シーンも読み応えが...
スペインバスク地方の独立をめざすテロリストたちと尼僧院を襲ったスペイン憲兵から追われる4人の修道女たちの逃走劇。市民戦争やテロという重いテーマの中に、コミカルな場面や恋愛、裏切り等、人間ドラマが盛りだくさんです。修道女4人ともが複雑な過去を背負っており、その回想シーンも読み応えがあります。テロリスト側寄りに描かれていて(警察が酷すぎる)、不謹慎ながらリーダーのハイメ・ミロがかっこいいんだこれが! これを読んでETAやフランコ将軍に興味を持つ人も居るかも。
文庫OFF
内乱下にあるスペイン。テロリストと、巻き込まれた4人の修道女の逃亡劇。尼僧院に至るまでのそれぞれの人生。 カリスマ指導者ハイメ・ミロと、彼を追うアコーカ大佐との対立。その戦いの合間に、巻き込まれた4人の修道女たちの人生が回想される。尼僧院の厳しい規律に生涯を捧げることに至るまで...
内乱下にあるスペイン。テロリストと、巻き込まれた4人の修道女の逃亡劇。尼僧院に至るまでのそれぞれの人生。 カリスマ指導者ハイメ・ミロと、彼を追うアコーカ大佐との対立。その戦いの合間に、巻き込まれた4人の修道女たちの人生が回想される。尼僧院の厳しい規律に生涯を捧げることに至るまでには、それぞれの特殊な事情があったのだ……。 上巻ではシェルダンおなじみの、過去の回想から各主要人物の個性をつくりあげていく手法が展開。単なる人物紹介に留まらず、これ自体が面白いエピソードで盛りだくさん。上巻ラストで、物語の鍵となる秘密が明かされ、怒涛の後半へ突入していく。下巻を読まないなんてありえませんて!
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To survive, don't stop thinking. You must think, detect dangers, and always choose the best path.
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シドニィ・シェルダンの作品に、明日があるならではまり、徐々に読み始めたのが、 高校生から大学生のころ 独特のわかりやすい展開が一気に人を作品の世界に巻き込む・・ 1970年代のスペインが舞台 反政府に位置するバスク人と政府の激しい抗争 バスク地下組織のETAのミロ、政府部隊Gお...
シドニィ・シェルダンの作品に、明日があるならではまり、徐々に読み始めたのが、 高校生から大学生のころ 独特のわかりやすい展開が一気に人を作品の世界に巻き込む・・ 1970年代のスペインが舞台 反政府に位置するバスク人と政府の激しい抗争 バスク地下組織のETAのミロ、政府部隊GおEのアコーカ 2人はいつ終わるともわからない抗争のなかにいる。 そんな中、ひょんな展開から修道女とともにミロは逃亡をすることになる 4人の修道女の過去が描かれつつ進むストーリー、あっという間に読み終えてしまう1冊
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バスク人独立運動が高まる20世紀後半スペインを舞台に、 バスク人テロリストと、修道女4人の逃亡劇を描く。 野暮ったい表紙に気乗り薄で、積読されていた本作。 しかし読み始めてすぐ、 シドニィ・シェルダン読んでるの?と 声を掛けられるあたりに、 長く親しまれてきた作品なのだと実感し...
バスク人独立運動が高まる20世紀後半スペインを舞台に、 バスク人テロリストと、修道女4人の逃亡劇を描く。 野暮ったい表紙に気乗り薄で、積読されていた本作。 しかし読み始めてすぐ、 シドニィ・シェルダン読んでるの?と 声を掛けられるあたりに、 長く親しまれてきた作品なのだと実感し、 期待も高まった。 最近は国内作品ばかり読んでいたので、 血気盛んな登場人物と過激な描写に気圧されつつも、 次第にそれが楽しみになっていった。 上巻は回想がメイン。 彼女たちの過去がどのように影響してくるのか、 スペインを縦断する逃亡劇は どのように幕引きするのか、下巻も楽しみである。
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スペインの誇り高い少数民族バスク人達に独立の日は来るか。殺された家族の復讐に燃えるテロリストの男女と、修道女4人の恐怖のスペイン縦断旅行が始まった…。
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少数民族バスクの誇り高き英雄は、スペインのテロリスト。 独立を求めてやまない彼らと スペイン政府の溝は深い。 謂われのない罪で政府の襲撃を受けた女僧修道院。 辛くもそこから逃れ出た修道女4人がテロリスト達と出会うとき、物語は大きく動き出す一一。 情熱の国スペイン...
少数民族バスクの誇り高き英雄は、スペインのテロリスト。 独立を求めてやまない彼らと スペイン政府の溝は深い。 謂われのない罪で政府の襲撃を受けた女僧修道院。 辛くもそこから逃れ出た修道女4人がテロリスト達と出会うとき、物語は大きく動き出す一一。 情熱の国スペインを舞台にしたシドニィ・シェルダン長編小説。 *** 現実にスペインが抱えている問題をテーマにしていて、ストーリーも壮大で、面白いです。 アカデミー出版の「超訳」は、洋書の翻訳感が苦手という人でも読みやすいと思うのでおすすめです◎
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さすがシドニィ・シェルダンとしか。。 まるで映画を観ているかのようなストーリー展開。 一気読みでした。
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バスク解放のために追われるテロリストの男たちと、4人の修道女が出会ったとき物語は始まる! 修道女の中でも、マフィアの娘で父の仇のために殺人を犯したルチアが今も昔も好き 最後は逃げ切って父の莫大な遺産を手に入れつつも、テロリストだった純朴な農夫の妻になるところがよい いつ読んでも面...
バスク解放のために追われるテロリストの男たちと、4人の修道女が出会ったとき物語は始まる! 修道女の中でも、マフィアの娘で父の仇のために殺人を犯したルチアが今も昔も好き 最後は逃げ切って父の莫大な遺産を手に入れつつも、テロリストだった純朴な農夫の妻になるところがよい いつ読んでも面白い! 何年経っても都会的で新しい香りがします
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