晩年の子供 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やっぱり同じ内容なんだから、文庫も通常版も同じ扱いにしてほしい。そうしないとほかの人のレビューを読むとき不便じゃないか。って、ここで書くことではないな。再読。短編集。小学生の頃、自分が何を考えていたか。早熟な子供だったとは思う。読書とともにあった人生だった。ってそれこそ晩年かよ。どれもすぐ忘れそうだけど、すっとした感じ。爽やかさではなく、冷たいような。山田詠美が子供の頃を振り返ってこれを書いたのなら、よく覚えてるなーと思う。「花火」のお姉ちゃんのような生活がうらやましい。子供ってやっぱ不自由だと思う。
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やっぱり山田詠美の短編集はうまい。自分がもうすぐ死んでしまうと勘違いした少女の感情の動きもだけど、まず「晩年の子供」っていうタイトルからして、なんか心掴まれました。何にしろ、いずれも自分の子供のときにも感じたことがあるであろう違和感や戸惑いや悲しみなんだけど、遠い世界のことのよう...
やっぱり山田詠美の短編集はうまい。自分がもうすぐ死んでしまうと勘違いした少女の感情の動きもだけど、まず「晩年の子供」っていうタイトルからして、なんか心掴まれました。何にしろ、いずれも自分の子供のときにも感じたことがあるであろう違和感や戸惑いや悲しみなんだけど、遠い世界のことのようにすでに思えてしまう。さすがに山田さんが書く子供たちような洞察力や分析力はなかったにしても、自分にも自分なりの価値観はあったはず。当時自分はどのように生きてきたのか、さっぱりわからない。事実としての自分の言動はそれなりに覚えているけれど、ところどころの感情しか覚えていない。この短編集を読み、覚えていない自分がちょっとさみしくなったり。
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思春期を過ごす学生にささげたい。子供は子供らしくしてればいい。大人の年の功ってのは歳をとらないと分からないものだから。
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思春期の子供を書かせたら、この人の右に出る人はいないでしょう。本人に出会ったところなので、おまけで星4つ。小説は記憶力。
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