わが青春に出会った本 の商品レビュー
「氷点」の作者が明か…
「氷点」の作者が明かす、青春と共に生きた素晴らしい文学作品たち。
文庫OFF
三浦綾子さん自身が青春時代に読んで、 感性、思索、想像力、そして心の奥深さの 根源となった読書案内。 エッセイのように当時の彼女の様子も 描かれつつどういった本なのかを紹介している。 少年の成長、様々な生き様、複雑な恋愛模様、 詩バトル、戦争、キリスト教など 昔の言葉で書かれ...
三浦綾子さん自身が青春時代に読んで、 感性、思索、想像力、そして心の奥深さの 根源となった読書案内。 エッセイのように当時の彼女の様子も 描かれつつどういった本なのかを紹介している。 少年の成長、様々な生き様、複雑な恋愛模様、 詩バトル、戦争、キリスト教など 昔の言葉で書かれているものも多く、 正確には読み取れないかもしれないが かなり興味が湧いた。 以下、紹介されていた本たち ・ヘッセ 「デミアン」 ・芥川龍之介「奉教人の死」 ・「現代詩歌集」より抜粋 ・ヒルティ「眠られぬ夜のために」 ・ジョルジュ・サンド「愛の妖精」 ・中河与一「天の夕顔」 ・清少納言「枕草子」 ・吉田兼好「徒然草」 ・林芙美子「放浪記」 ・太宰治「人間失格」 ・カミュ「異邦人」 ・きけわだつみのこえ ・夏目漱石「三四郎」 ・アンドレ・ジイド「田園交響曲」 ・斎藤茂吉「歌集 赤光(しゃっこう)」 ・宮本顕治・百合子「書簡集 十二年の手紙」 ・聖書
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三浦綾子さんが青春時代に出会った本。乱読しながらも,魂は聖書に向かって歩んでいる。すべての出会いが導きであったかのように。わたしの青春の書とだぶるところもあった。「天の夕顔」(中河与一)はもう一度読みたい。
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三浦綾子が青春に出会った本ということで、若干古いものがおおいですが、今もすたれぬ名作ぞろいで私も何冊かは読んだことがあるものがあった。この本を読んで始めて三浦綾子の本の読み方を知ったけれども、良くも悪くもほんとうに教科書的というか、筋と登場人物を的確に追って、解釈をし、感動という...
三浦綾子が青春に出会った本ということで、若干古いものがおおいですが、今もすたれぬ名作ぞろいで私も何冊かは読んだことがあるものがあった。この本を読んで始めて三浦綾子の本の読み方を知ったけれども、良くも悪くもほんとうに教科書的というか、筋と登場人物を的確に追って、解釈をし、感動というかこころ動かされるポイントはここで、教訓はこれである、といったような、まあ言い方悪いですが平凡な読み方をしたとのような書き方で驚いた。しかしまあ青春に出会った本というのは後から振り返っても格別の思い入れがあるようで、わたしも今読んでいる本を大切にしようとおもいました。
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作家三浦綾子さんがどのような本を読んで育ったのか? 私にはここまでいきいきとこれまで読んだ本について思い返す事ができるだろうかと考える。 深い信仰が根底にある事もあらためてわかりました。
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曽根綾子は、よく知られた作家だし、幼少時から恵まれた生活を送ってきたものと思っていましたが、相当貧しい少女時代を過ごしていたことが、綿々とつづられていて、驚きました。 兄弟が多かったため、家が貧しく、牛乳配達もやっていたそうです。 本を買う余裕もなかった分、逆に活字への飢えをいつ...
曽根綾子は、よく知られた作家だし、幼少時から恵まれた生活を送ってきたものと思っていましたが、相当貧しい少女時代を過ごしていたことが、綿々とつづられていて、驚きました。 兄弟が多かったため、家が貧しく、牛乳配達もやっていたそうです。 本を買う余裕もなかった分、逆に活字への飢えをいつも抱いていて、たくさん本を読んだとのこと。 そんな彼女が読んできた本の中でも、とりわけ印象的な作品について、紹介されています。 ヘッセの『デミアン』は、私にとっても大事な本なので、採り上げられていて嬉しくなりました。 私よりもずっと深い考察がされています。自分がうまく表現できないことを、丁寧に言葉にしているところに、文筆家としての力量を感じました。 また、サンドの『愛の妖精』は、ずいぶん前に読んで、内容もすっかり忘れてしまっていただけに、なつかしくあらすじを読み返しました。 芥川『奉教人の死』のヒルティ『眠られぬ夜のために』など、持っていながら本棚に飾っているだけで、読んでいないものもあり、手元に置いてあるだけで満足しているわが身を反省します。 『枕草子』『徒然草』のような日本古典を採り上げたかと思うと、『異邦人』など外国文学に飛ぶ、範囲の広さ。 どの作品も、的確な言葉で丁寧に紹介されており、著者が真摯に本と向き合っている姿が伝わってきます。 『徒然草』の内容から、兼好法師は病気がちだ、ということまで見抜くとは、読書の醍醐味を知っている人ですね。 私は教科書で習ったきりになっているので、再読したらまた新たな発見が出来るように思いました。 -------------------------------------- (以下、三浦綾子氏と曽野綾子氏を勘違いしている内容となっています。 コメントでご指摘いただいて、気が付きました。 お恥ずかしいことですが、きちんと区別がつくようになるまで、敢えて掲載しておきます↓) クリスチャンらしく、『田園交響楽』が紹介され、最後に『聖書』で締められます。 『聖書』のくだりは、あまり頭に入りませんでしたが、彼女の思想がこの一冊に支えられているんだということがひしひしと感じ取られました。 夫の三浦朱門氏と"「ひさかたの光のどけき春の日に」の下の句はいかにと言ったら、どんな返事をするか?「しづ心なく花のちるらん」では清少納言に笑われてしまう"と話し合うなど、すてきな文化素養の高い夫婦の姿もかいま見られる一冊です。
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