遠い太鼓 の商品レビュー
まだ40歳前の「ノルウェーの森」執筆前後の春樹先生のヨーロッパ滞在記。 作家として、一人の夫としての日々の生活や出会った人々。内在する知識や人間味が溢れ出ている。しかも若い! セレブ生活の嫌みさはなくドヤ感も感じられない。春樹先生の品の良さの無せる技。とても楽しく共感できる場面が...
まだ40歳前の「ノルウェーの森」執筆前後の春樹先生のヨーロッパ滞在記。 作家として、一人の夫としての日々の生活や出会った人々。内在する知識や人間味が溢れ出ている。しかも若い! セレブ生活の嫌みさはなくドヤ感も感じられない。春樹先生の品の良さの無せる技。とても楽しく共感できる場面が沢山あります。 遠い太鼓に誘われて 私は長い旅に出た 古い外套に身を包み すべてを後に残して (トルコの古い唄)
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約3年間における、ギリシャ・イタリアでの執筆生活を綴ったエッセイ。 その地に一定期間身を置いていたおかげか、その地域柄について独特な視点で観察しており、楽しめた。 当時と今では全く異なっているのだろうか。いつか確かめにいきたいものだ。
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旅フォト集、文化論エッセイ集。村上春樹の旅エッセイは着眼点が独特ですが、村上春樹ワールド的な音楽や料理への知見や風土への分析や眼差しを、実際の体験やら悲喜こもごもなエピソードがてんこ盛りでリアルな手触り感を感じつつ、いつも通りウィットに富む文体で、心地よく楽しめます!
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村上春樹の本はすごく苦手で、どうにもこうにも苦手でよっぽどおススメされないかぎり読まなかったんだけど、これ、村上春樹の旅の記録だってんで読んでみた。 春樹さん、本を書くときやたら死が近づいてくるようで。 あぁ、なるほどなぁ。 だから、なんか村上春樹の本ってふんわり死臭が纏っ...
村上春樹の本はすごく苦手で、どうにもこうにも苦手でよっぽどおススメされないかぎり読まなかったんだけど、これ、村上春樹の旅の記録だってんで読んでみた。 春樹さん、本を書くときやたら死が近づいてくるようで。 あぁ、なるほどなぁ。 だから、なんか村上春樹の本ってふんわり死臭が纏ってるというか、なんというか、 どんな主人公にもどこかに死が近い感じの人が多くて、なんとも言えない投げやり感とも違うんだけど、なんだろ、死にそうな雰囲気というか、なんというか、死臭だな、やっぱり。 やたら死臭のする本多いから好きじゃないんだけど。そもそも作者が書き始めるたびにそういう気持ちになってるからなのか!!!!! と、すごい腑に落ちた。 でも、なんていうか死にたいとかそうではなくて、この本書き終わるまで死にたくない!っていう気持ちが強すぎて、もしここで事故ったらどうしよう、謎の火事に巻き込まれて、とか心配するようだったから、そういう内面の動きが出るんだろうなぁ、、、、 不思議だ。 笑 でも、きっと村上春樹の好きな人はそれこそ好きなんだろうなぁ。っていうのはすごいよくわかったし、この人は本当に本を書くために生まれてきた人だな。っていうのが読んでてわかる一冊でした。 もう、なんだろう、自分の生活すらも物語の一場面として語られるとこ。すごいよね。 すごい。 村上春樹の本、好きじゃないけど村上春樹は好きになった。 #村上春樹 #こんな人だったんだ #ギリシャ行ってみたい #島 #なんかすごいなぁ #酒豪 #ワイン #めちゃくちゃ美味しそう #イタリア人 #あぁ #そういうね #わかる気がする #日本人って本当に真面目だよね
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村上春樹によるヨーロッパ旅行記。 読んでるとワインが飲みたくなる。 おいしいものが食べたくなる。 ギリシャ、イタリアという国がどういった国か、 どういった人が住んでるのかといったことがそれとなく分かる。 読んでいると自分も旅をした気分になれた。 なんだか最近固い本(?)ばかり読ん...
村上春樹によるヨーロッパ旅行記。 読んでるとワインが飲みたくなる。 おいしいものが食べたくなる。 ギリシャ、イタリアという国がどういった国か、 どういった人が住んでるのかといったことがそれとなく分かる。 読んでいると自分も旅をした気分になれた。 なんだか最近固い本(?)ばかり読んでいた気がするので、 読書でこんなにリラックスできるのかと思えた。
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ヨーロッパでの暮らしの中で起こる出来事を皮肉やユーモアたっぷりに紹介されていてとても面白かった。 実際住んでみなければ分からないことって沢山あるよなぁ、いや、それにしてもイタリアのお国柄凄すぎて自分は一生住めないだろうなと思った。
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何遍読んだかわからない大のお気に入り。「ラオスにいったい何があるというんですか」を読んだら無性に読み返したくなり、久々に通読。やっぱりいい。好きだなあ。 「村上朝日堂」シリーズも大好きなのだが、あの軽さとは違い、結構暗く内省的な独白も登場する。そこに著者の若さを感じる。「人気作...
何遍読んだかわからない大のお気に入り。「ラオスにいったい何があるというんですか」を読んだら無性に読み返したくなり、久々に通読。やっぱりいい。好きだなあ。 「村上朝日堂」シリーズも大好きなのだが、あの軽さとは違い、結構暗く内省的な独白も登場する。そこに著者の若さを感じる。「人気作家となりつつある自分」とうまく折り合いをつけられない葛藤が、全編を通じて見え隠れしている。読む側も知らず知らずそこに気持ちを寄りそわせてしまう、そういう書き方ができるのが村上春樹のすごさなんだろう。 今回読み返して気づいたのは、いくつかの国や街について自分が抱いているイメージは、いまだにこの本が出所なのだということだ。ローマはやかましく泥棒だらけ、パレルモやシシリーは醜悪な街だけど食べものはおいしい、ギリシャ人は夏の間我慢して働き年金暮らしを楽しみにしているなどなど。特に「真面目な」日本人からすると、どうなのこの人たちは?というイタリア人についての描写が読ませる。イタリア車と同じく「当てにはできないけど魅力的」なのだよね。 ヘルシンキのコンサートホールで、ガラス窓の外に広がる湖(あるいは入り江)を眺めている場面など、なんでもないところだが忘れがたい。 「白鳥が湖面を横切り、紅葉した森に夕暮れの細い雨が音もなく降りつづける」まさに「シベリウスのメロディが聞こえてきそう」だ。この本を読んでから、「北欧」と聞くと必ずここを思い浮かべてしまう。 一箇所だけ、これほんと?ここだけは村上さんの作り話にかつがれてるんじゃないの?とかねてから疑っているところがある。メータ村のくだりだ。たった200メートル離れた村同士で、歩き方も世界観も違う?まさかあ。小さな村で「地図にも載ってない」というのが怪しいなあ。
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「ノルウェイの森」「ダンス・ダンス・ダンス」を書いた期間過ごしたローマ、ギリシャでの日々。 いま、ザ・デルズの音楽が頭の中に鳴り響いている。
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久々に読んだけれどやっぱり何処も魅力的に感じるし、やっぱり自分が海外に行くのは向いてないだろうなとも思う。
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1980年代の3年間を外国で暮らしたときの超長いエッセイみたいなもの。ギリシャ・イタリアが主に。 当時のイタリアは今より治安が劣悪だったんだな……今もスリは酷いけど。 というわけで外国暮らしは大変だっていうのがいっぱい書いてあるんで、珍道中とか期待しないほうがいいです。 あとベス...
1980年代の3年間を外国で暮らしたときの超長いエッセイみたいなもの。ギリシャ・イタリアが主に。 当時のイタリアは今より治安が劣悪だったんだな……今もスリは酷いけど。 というわけで外国暮らしは大変だっていうのがいっぱい書いてあるんで、珍道中とか期待しないほうがいいです。 あとベストセラー作家ってなるもんじゃないですね、ホントに。
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