1,800円以上の注文で送料無料

メメント・モリ の商品レビュー

4.3

49件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

メメント・モリ 死を想え 「ゼロ」になりたいとき、私はこの本の扉を開く。 死ぬことを考えることは、生きることを考えること。 タイの奥地へ滞在していたときのことを思い出す。 一番怖いものは、人間であり、 一番愛すべきものは、人間である。

Posted byブクログ

2009/10/04

中学?高校?時代にこれを読んだ 衝撃を受けた インドの色、人々の生き死に、とても鮮やか 写真と共に紡がれた言葉がリアルで鮮やかで 今読んでもそこまでの衝撃はない あの頃読んだから、出会えたから意味がある 世界とは、人間とは、自分の知らないものがこの世にはたくさんあるのだと知...

中学?高校?時代にこれを読んだ 衝撃を受けた インドの色、人々の生き死に、とても鮮やか 写真と共に紡がれた言葉がリアルで鮮やかで 今読んでもそこまでの衝撃はない あの頃読んだから、出会えたから意味がある 世界とは、人間とは、自分の知らないものがこの世にはたくさんあるのだと知らせてくれた作品 人生の一冊

Posted byブクログ

2009/10/04

初めて読んだのは高校生の時。死体を犬が齧り、ガンジスの畔で荼毘にふされる死体など、強烈な写真と言葉になぜか安らぎを覚えた。人生で最も大切な本の一冊。

Posted byブクログ

2009/10/04

この本では、著者の短いコメントが付けられた74枚のオールカラー写真が収められ、生の光景に潜む無限の死の様相が極彩色で示されている。連日のように報道される殺人や戦争のニュースが流れ、「生」と「死」の価値観が揺らいでいる現代人には人生を大きく変えるほどの影響力を持つのではないか。写真...

この本では、著者の短いコメントが付けられた74枚のオールカラー写真が収められ、生の光景に潜む無限の死の様相が極彩色で示されている。連日のように報道される殺人や戦争のニュースが流れ、「生」と「死」の価値観が揺らいでいる現代人には人生を大きく変えるほどの影響力を持つのではないか。写真、音楽、芸術、仕事、恋愛、食事、誰かと寝る前など…まず、この本とともに「生と死」を考えてみてはどうだろうか。1つ言えることは「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」ということ。 著者の提示している生と死がヒトに限定されるものではなく、他の生物や山川草木を含む、いわば森羅万象の生死を意味していることは明らかだ。この本に収められたすべての光景とコメントは、私たちの今生の「生」は、生と死が常にシーソーのように危ういバランスをとっていることを示唆しているのかもしれない。 死というものをここまで大きなパースペクティブで考えられる人ってなかなかいないと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

Mr.Childrenの「花」という曲に付けられたサブ・タイトルの「-Memento-Mori-」の由来は、この本にある。 「メメント・モリ」、すなわち「死を想え。」

Posted byブクログ

2009/10/04

哲学書でも科学書でもない。 不思議な本です。 高橋歩つながりで見つけた本。 生と死は紙一重。 メメント・モリは死を思えという意味らしい。 死を身近に感じながら生きると人はどうなるのか。 心に残った一節で,「死」は病ではない。という一節があった。 写真がとにかくいい。...

哲学書でも科学書でもない。 不思議な本です。 高橋歩つながりで見つけた本。 生と死は紙一重。 メメント・モリは死を思えという意味らしい。 死を身近に感じながら生きると人はどうなるのか。 心に残った一節で,「死」は病ではない。という一節があった。 写真がとにかくいい。 藤原新也の言葉がいい。

Posted byブクログ

2010/09/25

感受性に鋭く訴えかけてくる力が、本書にはある。写真と対峙し、言葉と対話する。広がる風景、少ない言葉のあいだに、自分の想像力を埋めていくこと。ちなみに著者のHPでは、本書の世界を音楽とともに味わえるコーナーがある。

Posted byブクログ

2013/01/05

センセーショナルだけれども静かな写真とことばたちの本。 「ちょっとそこのあんた、顔がないですよ」という衝撃的な一言からはじまる旅は、どこまで行っても底がなく、最後の一頁まで衝撃的。 死との交感に免疫のない人には刺激が強すぎるかもしれない。 けれどもここにあるのは、世界のな...

センセーショナルだけれども静かな写真とことばたちの本。 「ちょっとそこのあんた、顔がないですよ」という衝撃的な一言からはじまる旅は、どこまで行っても底がなく、最後の一頁まで衝撃的。 死との交感に免疫のない人には刺激が強すぎるかもしれない。 けれどもここにあるのは、世界のなかであたりまえに循環されてきた営みの、ありのままを切りとったものじゃないだろうか。 ほんとうの人間の匂いは、饐えた肉と甘い土のまじった匂いであるということを思い出させてくれる。 メメント・モリ―「死を想え」。 そこに立ったとき、人間は獣であり、食うと同時に食われる存在であり、ひとつの生命として生きていく場所を与えられた存在であることを顧みながら、 死の意味を考える行為それ自体によって獣から遠ざかっていく奇妙な存在となる。 その奇妙さの中にこそ、人間の営みがある。 この体の内と外にある宇宙の淵に立ってみたい人は、ぜひ手にとってみて欲しい一冊。

Posted byブクログ

2009/10/04

魂のバイブル もし一冊しか本を持てないといったら、絶対この本を選びます! 写真集というべきか、詩集というべきか。 いろんなエネルギーをもらえる本です!

Posted byブクログ

2009/10/04

『死は生のアリバイである。MEMENTO-MORI この言葉は、ペストが蔓延り、生が刹那、享楽的になった中世末期のヨーロッパで盛んに使われたラテン語の宗教用語である。』 叙事詩のようで、明白な意味を解することができない。 けれど、ああ、わたしは色々なことを忘れてしまっていんだ。 ...

『死は生のアリバイである。MEMENTO-MORI この言葉は、ペストが蔓延り、生が刹那、享楽的になった中世末期のヨーロッパで盛んに使われたラテン語の宗教用語である。』 叙事詩のようで、明白な意味を解することができない。 けれど、ああ、わたしは色々なことを忘れてしまっていんだ。 「わたしは一生懸命やりました」なんて言えなくなった。 『一生懸命 - いっしょういのちをかける』

Posted byブクログ