誰がケインズを殺したか の商品レビュー

W・カールビブン(著者),斎藤精一郎(訳者)

2009/10/04

古典派経済学に「死」を宣告し１９６０年代に栄華を誇ったケインズ経済学の輝かしい栄光の日々も長くは続かなかった。本書はケインズ経済学破綻後のさまよえる経済学派の覇権争いをミステリータッチで描いている。

2009/10/04

ケインズ主義は、1900年代初期から中期にかけて、近代経済学の主流であった。今やケインズ理論は過去の遺産になりつつあるが、実際はどうなのか？いまだにケインズ理論は残っているのではないか？という視点で現代の経済学をとらえなおした一冊。