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たのしいムーミン一家 の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2024/07/02

2巻目。春の始まりから、夏の終わりまでのお話。 前巻よりも明るい雰囲気で、読んでて楽しかった。スナフキンがムーミン一家と暮らしてるのが良いなと思いつつ、でも旅立つスナフキンもやっぱり良いね。 トフスランとビフスラン、初登場。ムーミン谷は自由でなんて開放的。でも所々イラッとしてしま...

2巻目。春の始まりから、夏の終わりまでのお話。 前巻よりも明るい雰囲気で、読んでて楽しかった。スナフキンがムーミン一家と暮らしてるのが良いなと思いつつ、でも旅立つスナフキンもやっぱり良いね。 トフスランとビフスラン、初登場。ムーミン谷は自由でなんて開放的。でも所々イラッとしてしまいそうなキャラクターの言葉もあるけれど、それはそれで読んでて癖になってくるかも。 まだまだ新キャラの登場が楽しみ。

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2022/09/03

2022.8.28 ムーミンバレーパークの予習。 TVアニメでむかーし見たけど、ムーミンの話は何一つ覚えていない。 登場人物を覚え、その性格がわかり。 そして生活もわかって楽しい本だ。

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2021/01/11

ムーミン谷ワールドに癒される。 童話でありながら、フィンランドの風土やフィンランド人の季節感、自然観が反映されているのが魅力。自然は「保護」するものや、たまにいって「見る」ものではなく、自然と共にいきるっていう感覚がいい。 2021.1.11

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2020/08/13

価値観というか、善悪、じゃないな、まったく違う次元でものごとを見ている感じがしますねこの話は。。 たとえば飛行おに。彼は自分の願いは叶えられないけれど他の人の願いは叶えられる、それによって彼の願いがいかにして叶えられたか…うなりました。

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2019/10/12

ひこうおにのエピソードが素敵。自分の欲望に忠実でありながらも、他者への興味と尊重の姿勢がハッピーエンドを呼び寄せる。トーベ・ヤンソンの優しいまなざしが感じられました。

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2019/07/18

ママのハンドバッグがなくなったら新聞に広告を出すというシュールさがたまらなかった。スナフキンがいなくなったのをムーミンが悲しまないように、と願うママのやさしさにぐっときた。

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2019/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 カバーイラストはアンリ・ルソーを思わせる。  描かれていたのは飛行おにと黒ひょう。スナフキンの怪談で、その存在が語られる。恐るべき敵と思いきや、どうしてどうして、度量の大きい好人物。  じゃこうねずみやヘムレンさん。オタクっぽい輩も受け容れる、ふところの大きなムーミン谷。私なんかの居場所もありそうだ。  トーベ・ヤンソンの絵と文章に、わが国の水木しげると何処か通じ合う土俗性を感じてしまう。

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2018/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ムーミンたちが冬眠するところから始まるのですが、まさかスナフキンまで一緒に冬眠するとは知りませんでした。 更に言うならば、冬眠のためにお腹にどっさり松葉をためこむというもの知りませんでした。ムーミン達はともかく、スナフキンも松葉食べるんだ…。 あとはムーミンパパの幼少期の記述。普通の子供とは少し違っていて、誰にも愛してもらえず、大きくなってからも同じことだった。あらゆる意味で、恐ろしい日々を送ってきたという事実に目玉飛び出るかと思いました。 童話で、しかも翻訳したものなので多少は仕方ないとは思うのですが、けっこうグサッとする表現や発言が多いなと思いました。登場人物のクセもかなり強いです。ただ、地の文の比喩表現等はとても素敵だと思います。

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2017/06/25

30年ぶりくらいに読んだ。 冬眠から覚めて、ムーミンがスナフキンと語らうところとか、アリジゴクの絵とかは覚えていた。 ひこうおにのことは覚えていたが、最後を覚えていなくて、ラストシーンはジーンとした。 おもしろかった。

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2014/12/24

「みんなちっちゃな動物はしっぽに弓をもっている……」 ムーミンシリーズ初読です。 全体にひっそりして、うす暗いムードがただよっていると思います。 登場するキャラクターはみんな個性豊かですが、私はじゃこうねずみが好きかな。 これからのシリーズでもっと活躍するといいです。 ...

「みんなちっちゃな動物はしっぽに弓をもっている……」 ムーミンシリーズ初読です。 全体にひっそりして、うす暗いムードがただよっていると思います。 登場するキャラクターはみんな個性豊かですが、私はじゃこうねずみが好きかな。 これからのシリーズでもっと活躍するといいです。 ムーミン谷の人たちには、大人と子どもの区別があんまりありません。 大人は子どもの世話ばかりしているわけではないし、子どもも大人によりかかったりしません。 家族とそうでない人の区別も明確ではなく、出会った人たちをすぐ家に読んで住ませてしまいます。 彼らにひとしく訪れるのはまぶしい夏であり、長い長い眠りの冬、そして希望とともにめざめる春です。 そして谷間をしんしんと照らす月の光と、きまぐれにしかあらわれないお日さまと……。 ムーミントロールとスナフキンの関係がいいですね。 ムーミントロールはスノークのおじょうさんにとてもやさしいですが、彼は男の子ですから、やっぱり一人で世界中どこにでもいってしまう自由やスナフキンの姿にあこがれるのでしょう。 なんといってもスノークのおじょうさんは前髪の飾りやまつげの長さをしょっちゅう気にしている気取りやだけれど、スナフキンは「古いシャツ一枚で幸せ」になれるのですから。 ルビーのかがやく表面に「自分がこれまでにしたすばらしいことがうつっている」気がするというくだりが印象的でした。 ムーミントロールにとってのすばらしい思い出は、やっぱりスナフキンとふたりでした真夜中の散歩だったようです。 北欧のひっそりした雰囲気がつたわってくる作品だと思います。

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