続・日本人の英語(続) の商品レビュー
前「日本人の英語」を読んでいたので「続・・・」の方も読んでみました。 前者はどうもすっくり「すとん、すとん」と落ちてこなかったのですが、今回は「ほ~」と思えるところも結構ありました。 やはり文体はいまいち好みではなかったですが、例文で安田成美とか藤谷美和子がでてくるところがかわ...
前「日本人の英語」を読んでいたので「続・・・」の方も読んでみました。 前者はどうもすっくり「すとん、すとん」と落ちてこなかったのですが、今回は「ほ~」と思えるところも結構ありました。 やはり文体はいまいち好みではなかったですが、例文で安田成美とか藤谷美和子がでてくるところがかわいらしい感じはします ~Quote~ A:What did you do on Sunday? B:I went to a movie. A:who did you go with? B:I went with my friend. ここのmy friendは「決まった一人、例の友達」という意味である。 この会話でいきなり"with my friend"といわれても困る。「例の友達」が具体的に誰のことかわからないからである。 世の中のすべての人間から候補者を絞るのに"my"という言葉しかない。"friend"の意味的範囲は「決まった一人」を意味する"my friend"はBにとって「世の中で唯一の友達」といういみになってしまいBには友達が一人しかいないということになる。 "I went with one of my friends." "I went with a friend of mine" がここでは適当。 ~Unquote~ ここでいう"my friend"普通につかってました。。。 やっぱり英語はおもしろい。やればやるほどいろいろな発見があるんだもの。 (って、レベル低すぎる???私。。。)
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続編。より広範囲に渡り、文化の面から言語の背景を説明してくれている。 高校生の時に読みたかった!切実に。
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★勉強になる。とはいえ、ここまで使う機会が…★基本は前著と同じ。俳句に見る、隠された日本語の意味と、それを英語にする際には説明が必要との説明に納得した。一茶「這い渡る橋の下よりほととぎす」はThe voice of Hototogisu と英語では「声」と示す必要がある。「やさし...
★勉強になる。とはいえ、ここまで使う機会が…★基本は前著と同じ。俳句に見る、隠された日本語の意味と、それを英語にする際には説明が必要との説明に納得した。一茶「這い渡る橋の下よりほととぎす」はThe voice of Hototogisu と英語では「声」と示す必要がある。「やさしい」の訳語のnice, kind, gentle の細かいニュアンスの違いも参考になった。We の閉鎖性と You の一般化も勉強になった。「日本では大学に入るのに懸命に勉強する必要がある」の主語は、一般的なことがらなので外国人に話すにしても You となる。
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「日本人の英語」の続編。こりらも英語学習者なら読んでおいたほうがいい。日本語と英語の感覚の違いを理解する助けになる。
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第1巻と併せて購入。これまた期待を裏切らない。続編にありがちな「ネタ切れ」感や「繰り返し」感もない。むしろ、更に深い英語の世界に触れられる。またしても「冠詞」の章では新たな学びの連続。感動するのは、前編の内容を前提とした発展内容で、著者が繰り返すのは徹底的に一貫した1つの主張であ...
第1巻と併せて購入。これまた期待を裏切らない。続編にありがちな「ネタ切れ」感や「繰り返し」感もない。むしろ、更に深い英語の世界に触れられる。またしても「冠詞」の章では新たな学びの連続。感動するのは、前編の内容を前提とした発展内容で、著者が繰り返すのは徹底的に一貫した1つの主張であること。あれもこれも覚えなさい、例外はこれとこれとこれですよ、という英語の参考書とは完全に一線を画している。本書は、前編の文法内容が実際に、映画や書物でどのように使われているか、文化間の相違にどのような影響を及ぼしているか、にまで触れる。実例が多くて、とてもわかりやすい。格言「ペンは剣よりも強し」のtheの説明には、目から鱗どころか、度肝を抜かれた。
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日本人の英語の実例集(?) 映画の台詞等を引用して、ニュアンスを説明してあり、わかりやすい。 前作「日本人の英語」のような細かい文法等の説明よりも、より実践的な内容なので、文法の細かいニュアンスの違い、文化の違いによる言い回しの違いを知りたいなら、前作の方が向いていると思う。
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結局は母国語にひっぱられて外国語を使おうとしてしまうっていうことなんだろうな。母国語のフレームを外してしまえば案外外国語がすっと入ってくるというか。 定冠詞と不定冠詞、複数形の使い分け、使役動詞 make、let、have、get someone to の使い分け、日本語の「やさ...
結局は母国語にひっぱられて外国語を使おうとしてしまうっていうことなんだろうな。母国語のフレームを外してしまえば案外外国語がすっと入ってくるというか。 定冠詞と不定冠詞、複数形の使い分け、使役動詞 make、let、have、get someone to の使い分け、日本語の「やさしい」を表す英語 gentle、kind、good、nice の使い分け などなど、エッセイとしておもしろかった。あとは、サリンジャーの作品を使った、欧米人 (あるいはキリスト教圏内で教育を受けた人々) は人間以外に存在する絶対的な Truth を信じている、というのがおもしろかったかな。日本人にはそういう前提がないから理解できないことがあるっていうか。これ日本語で書いているんだからすごいね。私にも外国語で同じことができるだろうか?
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2010年2月 英語の感覚について述べていて面白い。 日本人と英語の乖離をうめるヒントになる本。
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こういう本面白い 本屋さんになかったという理由で続編から読んだけれど普通に読めるしとても面白かった つまりは英語は英語でしか、日本語は日本語でしか伝わらない、訳しちゃ何にもいいところが伝わらない表現ってたくさんあって、そういうのって素敵よねー
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むかーし、読んだ時は衝撃の連続だった。英語というのは意味のわからん、ただの単語の羅列ではないのだと。冠詞は用例を暗記する以外に立ち向かう方法があるのだと。今は文法を少しずつ理解してきたからそんなことはない。西欧言語全般に言えることかもしれないけど、英語の似たような表現には原則違い...
むかーし、読んだ時は衝撃の連続だった。英語というのは意味のわからん、ただの単語の羅列ではないのだと。冠詞は用例を暗記する以外に立ち向かう方法があるのだと。今は文法を少しずつ理解してきたからそんなことはない。西欧言語全般に言えることかもしれないけど、英語の似たような表現には原則違いがある、ということを改めて確認した。 I found him reading comics. I found that he was reading comics. この二つの文の違いを説明できますか?僕は曖昧なイメージが浮かぶぐらいまでは。そういうイメージを繰り返し描写することが言語学習の肝、のひとつぐらい、なんだろう。 あと最近考えていることが結構書いてあってうれしかった。そして例文を正確に解釈できるのは驚きでもあった。本を読むことは自己の限界を知る、なんて大げさなもんではない。自己の正当性、妥当性の確認、そんなとこだと思う。
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