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病院で死ぬということ の商品レビュー

4.4

16件のお客様レビュー

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2019/11/15

変革型リーダーシップを発揮し、在宅ホスピス医として奮闘する著者の原点とも言える作品。前半はただただ不快。ただ、ここから目を背けると後半の感動に辿り着けないことは確か。最期まで自分らしく生きるには、奇跡的な人との出会い、環境が必要なのだろう。

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2019/05/06

20年以上前の書籍で、今もこの状況ではないかもしれないけど、、 人が死ぬことに変わりはないからな。 自分の看取られるイメージは、持っておきたいし、それに向けた準備もしておきたい。

Posted byブクログ

2017/11/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古い本だけど今読んでも、参考になる。考え方は古びない。 こんなに患者思いのドクターが、たくさんいたら、もっといい終末医療になるのだろう。でも、本で読んでいるだけでも、こんなに働いたら、ドクター自身が病気になるように感じてしまう。 五年前に亡くなった身内の主治医を思い出す。 若かったけど、頑張って診てくれた、今どこで活躍されているのだろう。 続編読みたい。

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2015/05/16

末期ガンにおける終末医療の例を挙げて、どうするべきなのかを著者自らの運動を紹介している本。 前半は主にガンを告知されずにいた為に、患者が精神的にも肉体的にもダメージを受け、人格まで荒廃し亡くなっていくという悲惨なケースが物語形式で紹介される。 後半はガンを告知され、多かれ少なかれ...

末期ガンにおける終末医療の例を挙げて、どうするべきなのかを著者自らの運動を紹介している本。 前半は主にガンを告知されずにいた為に、患者が精神的にも肉体的にもダメージを受け、人格まで荒廃し亡くなっていくという悲惨なケースが物語形式で紹介される。 後半はガンを告知され、多かれ少なかれ精神的なショックは受けるものの、そこから立ち直り、平静を取り戻し、苦しみを取り除きながら、家族との濃密や時間を過ごして、穏やかに亡くなっていくケースが紹介される。 最後に著者が取り組んでいるターミナルケアと呼ばれる終末医療が紹介される。これは最後まで人間らしく尊厳を損なわずに過ごす為の方針が記されている。 1985〜88年辺りの話だが、現在でも似たような事は状況は多いと思うので、いざという時の為にとても参考になった。 今の時代を生きる全ての人にオススメです。

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2013/07/31

一般の病院は、人が死んでゆくにふさわしい所だろうか。E.キューブラーロスの『死ぬ瞬間』に感銘を受け、終末期医療に目覚める著者の実践。

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2013/07/23

20代の頃、九州から帰る新幹線の中で。 ボロボロ泣いてた記憶があるのだが・・・ 今は多分、違った読み方になっている。 『置いていかれる』という感覚から、『置いていく』という感覚。

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2012/10/16

大野更紗さんがtwitterで紹介されていたので読んでみた。 人はいつか必ず死ぬ。現実の死の事実の一部を知ることが出来た。

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2012/09/23

読んでいて母の臨終の時のことを思い出した。人工呼吸器を付けられ、ペースメーカーを刺されることで、心拍と呼吸は確認できるものの、目はすでに死んでいた。医者に言われるまま装着を承諾したが、体を傷つける意味しかなかったように思う。医学会はこの本に書いてあることを真剣に議論していくべきだ...

読んでいて母の臨終の時のことを思い出した。人工呼吸器を付けられ、ペースメーカーを刺されることで、心拍と呼吸は確認できるものの、目はすでに死んでいた。医者に言われるまま装着を承諾したが、体を傷つける意味しかなかったように思う。医学会はこの本に書いてあることを真剣に議論していくべきだろう。

Posted byブクログ

2009/10/07

筆者のような真摯でいい人が自分の最後の病気の時 担当医だったらいいなーと思いました。 私はまだまだ死ぬのが怖いのだけれど、 その時がきたら穏やかに死ねるのだろうか。 良い本です。

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2009/10/04

家で死ぬ、病院で死ぬことのよしあしではなく、 誰もがやがて迎える死のときを、どこで、どんなふうに、 誰のかたわらで迎えたいか。 元気で生きているときに、自分や大切な人の死のありかたを考え、 話し合ってみるのは大事なことだと思う。 死にかたは生き方だ、と言われる。 死にかたを考える...

家で死ぬ、病院で死ぬことのよしあしではなく、 誰もがやがて迎える死のときを、どこで、どんなふうに、 誰のかたわらで迎えたいか。 元気で生きているときに、自分や大切な人の死のありかたを考え、 話し合ってみるのは大事なことだと思う。 死にかたは生き方だ、と言われる。 死にかたを考えるのは、生きかたを考えること。

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