月夜のみみずく の商品レビュー
小学6年生の時、3年生に一対一で絵本を読み聞かせをする機会があたので、そのときの絵本にと選らんだのがこの一冊。 みみずくだけじゃなく、たくさんの動物がいろんなページに出てきているので、読むときに見つけながら読んだ覚えがある。
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2007年の長女へのクリスマスプレゼント。 内容は「父親とみみずく探しに出かけるのを心待ちにしていた少女の心の動きが詩情ゆたかに語られる・・・・」といったような内容です。 冷えきった空気のなかでの親子の描写が秀逸です。
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小学校の教科書に載っていて すごく、すごく 好きだったおはなし。 実際にみみずくを見たことはないけれど ある冬の寒い夜の出来ことがまるでじぶんに起きたことみたいに感じたのを覚えてる。 言葉の響きも、翻訳なのにもかかわらずすばらしい絵本。
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この本はね、本当の静寂ってどんなもの?を知りたいと思った時(普通に生活していて、そんなことを知りたい・・・・と思うことは滅多にないと思うけど ^^;)に特にオススメの一冊です。 美しい絵とやわらかな言葉で語られる詩によって、無音の時間をゾクゾクと感じさせてくれちゃう絵本なんです...
この本はね、本当の静寂ってどんなもの?を知りたいと思った時(普通に生活していて、そんなことを知りたい・・・・と思うことは滅多にないと思うけど ^^;)に特にオススメの一冊です。 美しい絵とやわらかな言葉で語られる詩によって、無音の時間をゾクゾクと感じさせてくれちゃう絵本なんです。 無音の時間を表現している言葉があふれているわけではないんですよね。 でも森の奥でただ「みみずく」に会うためだけに、夜更けに家を出る少女と父親の姿、その二人だけの冒険を恐らくは何度も夢見て、ようやくこの夜実現した少女の期待感、そして父親がみみずくの鳴き真似をして、遠くにいるはずのみみずくからの返事を待つ時間の彼女の気持ち、返事がなくて「残念」というふうに肩をすくめるしぐさ・・・・・。 それらの描写を読んでいると静謐という言葉が脳裏をかすめるほどに、無音の時間が感じられる・・・・・そんな絵本なんです。 (全文はブログに)
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会えるかもしれないけれど、会えないかもしれない。 会えなくてもがっかりしなんかしなくていい。 森のみみずくに会いに出かけていった、真冬の夜 父と娘のしあわせな記憶。 しずかに息を潜めて読んでみて。 人間とみみずくの息遣いまで聞こえてくるような、 少女の胸の高鳴...
会えるかもしれないけれど、会えないかもしれない。 会えなくてもがっかりしなんかしなくていい。 森のみみずくに会いに出かけていった、真冬の夜 父と娘のしあわせな記憶。 しずかに息を潜めて読んでみて。 人間とみみずくの息遣いまで聞こえてくるような、 少女の胸の高鳴りまで感じるような、 そんな絵本です。 現に時がとまり、読み手の胸も高鳴る。少女のように。
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雪の降り積もる月夜、父親と少女がみみずく探しのちいさな冒険へ。冬の夜の張りつめた空気、雪原を踏みしめる足音、静まり返った森にひそむ生きものたちの息、静寂から現れるわしみみずくの迫力!絵本のもつ空気感を存分に味わうことのできる、素敵な絵本です。
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ヨーレンの詩をくどうなおこが、日本語訳にしている。 声に出して、読んで自分に聴かせたい、美しい絵本です。 大事な人に贈りたい気持ち。
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自然や野生動物が好きな方に。 小さい頃の、夜や自然への畏怖、そして憧れの気持ち、冒険心・・忘れていたドキドキを思い出させてくれます。
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この本との出会いは絵本のスクールでの読み聞かせだったのですが、 最後に帰路につく場面で涙が出てきました。 理想的な、親子の交流の形。 大自然の中でこういった関わりが持てるというのは、現在都会に住む子どもたちには難しいと思います。 その貴重な体験を、確かな画力と子どもの気持ちを的確...
この本との出会いは絵本のスクールでの読み聞かせだったのですが、 最後に帰路につく場面で涙が出てきました。 理想的な、親子の交流の形。 大自然の中でこういった関わりが持てるというのは、現在都会に住む子どもたちには難しいと思います。 その貴重な体験を、確かな画力と子どもの気持ちを的確に捉えた文章で再現してくれます。 さあ、ミミズクの森へ出掛けましょう。
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