1,800円以上の注文で送料無料

村上朝日堂の逆襲 の商品レビュー

3.8

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

春樹作品は小説もおも…

春樹作品は小説もおもしろいけど、エッセイの方がおもしろい。村上春樹サンの視点、考え方、のん気であるのにに、どこか鋭い。読みながら「ふむふむ、なるほど」と、言ってしまう作品。はまります。いますぐ購入して下さい。

文庫OFF

生真面目だけではいけ…

生真面目だけではいけないと教えられるようなまじめだけど、肩の力が抜けたエッセイです。

文庫OFF

「逆襲」だけど、何に…

「逆襲」だけど、何に逆襲してるのかは全然分からない。多分、適当につけたんでしょう。小説を読む前でも、読んだあとでも、村上春樹の社会・世界を眺める視点がわかるので、おすすめの本。エッセイストとしてもひとつ抜けてるなというのは過大評価でしょうか?

文庫OFF

この本を読む前に著者…

この本を読む前に著者の小説を読めば数倍楽しめると思います。内向的な小説を書いている著者が「こういう生活して考えを持っている」と思うと笑えますよ。良い意味で。

文庫OFF

笑えるし軽く読めるん…

笑えるし軽く読めるんだけど、妙に納得したり、味わいがあります。エッセイなのに何度も読み返す。

文庫OFF

色んな意味で、前のエ…

色んな意味で、前のエッセイ「村上朝日堂」よりも濃い内容になっている。1つのテーマに対して、大体2倍くらいになっている。

文庫OFF

エッセイです。時々、…

エッセイです。時々、くすっと笑えるところもあるのでお勧めです。

文庫OFF

2024/06/19

 1980年代、週刊朝日に連載されたエッセイを収録。現代と異なり、郊外では昼間に男が一人でぶらぶらしていると、周囲から白い目で見られる、銀行員に自身の職業は自由業や文筆家だと言ってもなかなか伝わらなかったなど、80年代の日本社会の雰囲気を感じられる。また映画鑑賞についても語る。B...

 1980年代、週刊朝日に連載されたエッセイを収録。現代と異なり、郊外では昼間に男が一人でぶらぶらしていると、周囲から白い目で見られる、銀行員に自身の職業は自由業や文筆家だと言ってもなかなか伝わらなかったなど、80年代の日本社会の雰囲気を感じられる。また映画鑑賞についても語る。B・C級映画は名作映画と違って良い点を自分で努力して探さなければ時間を無駄にしてしまうので、緊張感をもって鑑賞しなければならない。しかしそれがかえって記憶に残りやすいのだという。さらに読書の時間が減ったことについても興味深いことを語る。この時代から読書時間の減少について問題となっていたが、村上春樹は単に読書以外の活動に時間、お金、エネルギーを費やしているのではと推測する。この内容から、この問題は今日に始まった話ではないことがわかる。

Posted byブクログ

2023/12/23

村上朝日堂が、『日刊アルバイトユース』から『週刊朝日』に移って続編。 ページ数も増しまし、文庫版で1篇5ページとなった。 以前は、ちょっと尖った若者が言いたいこと言ってる風だったのが、文章も洗練され、ちょっと寝っ転がっては読めない感じ。 でもまだ36歳の、若い頃の村上さんなのだが...

村上朝日堂が、『日刊アルバイトユース』から『週刊朝日』に移って続編。 ページ数も増しまし、文庫版で1篇5ページとなった。 以前は、ちょっと尖った若者が言いたいこと言ってる風だったのが、文章も洗練され、ちょっと寝っ転がっては読めない感じ。 でもまだ36歳の、若い頃の村上さんなのだが。 記憶力の悪い私でも印象に残る話多し。 村上さんは、肉はあまり食べないんだー?厚揚げが好きなんだー!猫派か、good! 早・遅のゲームは、みなさん身の回りのものでやってみると面白いと思う。 新しいものに疎い私なんかは、結果として「遅」「遅遅」のゲームになってしまいそうですが。 正月からつけ始めた日記というのはまず長くつづかない、とか。 「ジョークとしてみれば面白い」は、「日本のTV番組についてどう思う?」という、村上さんの質問に対しての、22歳アメリカ人青年の回答。 テレビはあまり観ないと書いているのにこういう質問をする村上さんはどうなんですか、と思うが・・・ やがてこの「ジョークとしてみれば面白い」は、テレビでなくてもあらゆる事件に当てはまってしまうのではないかと思うに至る。 自分も思い当たることはある。 政治家や芸能人の不祥事などがよく報道されるが、当事者たちは絶体絶命の大ピンチでも、観ている方からすればギャグでしかない、みたいに感じてしまうこともあるものだ。

Posted byブクログ

2023/04/12

平成元年に文庫化された、村上春樹エッセイ。安西さんとの第二弾。ちょい斜に構えた感じが当時は、面白かったんだろうな。 No.319(個人的)処分。2023/4/12

Posted byブクログ