来訪者 の商品レビュー

ロアルドダール【著】,永井淳【訳】

短編の名手ロアルド・…

[文庫ＯＦＦ]

短編の名手ロアルド・ダールが書いた大人のための？中短編4編。性的な話がテーマとなっているが、そこはダール、結末のどんでん返しは従来同様。楽しく、恐ろしく、ドキドキさせてくれます。

2023/04/07

短編集。ブラックユーモア。
全体的には下ネタ。ただし、ブラック。
表題作が傑作。
結末の怖さも際立ってるし、奇妙な謎も多く、ミステリ的にも読める。作品の構成すらも、結末を暗示させる伏線になっているようにも思う。
他3作もまずまず。最後の「雌犬」はコメディ寄り。

2010/05/12

これっていう傑作は無いけど、四篇ともサクッと楽しめる。艶笑譚といってもエロさはないので、そっちの期待はしないように。

2009/10/04

叔父のオズワルドは巨万の富と漁色癖で一族の伝説的な存在であった。ある日、叔父のオズワルドから遺産として膨大な量の日記が送られてきた。そこには彼が送った優雅で刺激的な生活が記されていたのだった・・・

４つの短編が叔父のオズワルドの日記形式で収録された小説。

エロスでおかしい、そういった言葉がぴったりな作品。