木を植えた男 の商品レビュー
ブクログ通信で見たことがあったので読んでみた。 思ったよりも大人な絵本でびっくりした。 実直に続けていくことは難しいし忍耐が必要だけれども、大きな実を結ぶことがあると改めて感じた。
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就寝前に読んだら長がった笑 6歳長男は飽きるかも?と思ったが最後まで聞いていた。深い。ほんとに深い話。 最新の情報が瞬時に変わり、何が正しくて何が間違っているかわからない時代、何も考えずにもくもくとやることがすごく綺麗に見える。
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たゆまぬ努力や結果を求めないその生き方は、一体どうやったらできるようになるのだろう。 彼から多くのことを学んだ旅人のことを羨ましく思う。
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深い本…色々と心に残ったことはある。その一つ… コツコツと見返りを求めず、使命と思う事を行うだけでいい… そんなメッセージを受け取った
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「人びとのことを広く深く思いやる、すぐれた人格者の行いは、長い年月をかけて見定めて、はじめてそれと知られるもの。 名誉も報酬ももとめない、まことにおくゆかしいそよ行いは、いつか必ず、見るもたしかなあかしを、地上にしるし、のちの世の人びとににあまねく恵みをほどこすもの。」 冒頭に上...
「人びとのことを広く深く思いやる、すぐれた人格者の行いは、長い年月をかけて見定めて、はじめてそれと知られるもの。 名誉も報酬ももとめない、まことにおくゆかしいそよ行いは、いつか必ず、見るもたしかなあかしを、地上にしるし、のちの世の人びとににあまねく恵みをほどこすもの。」 冒頭に上記から始まるとても心に深く沈む絵本。 30年木を植え続けた、エルぜアール・ブフイエ。 色々な逆境に立たされながらも、人も離れていき続ける不毛の地にカシやブナやカエデの木を植え続け、後に立派な森林へと成長していく。 その土地に人が再び戻り始めた頃にはブフィエの苦労を知る人は居ない。 今も世界のどこかにブフィエの様な人は居て、そんな存在も知らずに日々生活をしている現状なのだろうなと考えさせられる。 全体を読んだ後に、冒頭を読み返したくなります。
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壮大な、壮大すぎてまだ感想にできない。 千里の道も一歩からなんてそんな簡単な言葉でまとめちゃいけない。
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第82回アワヒニビブリオバトル「【往路】お正月だよ!ビブリオバトル2022」第6ゲームで紹介された本です。オンライン開催。 2022.01.02
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木々も人々も荒れ果てた地に、木を植え続けた男エルゼアール・ブフィエの生涯が、とても深く詰まっている絵本。 見返りを求めず、ただひたすらに自分が信じた道を歩いて、それが結果的に人々の幸福に繋がった。 そこに至るまでに、人知れず乗り越えた日々はきっとあるよね。 何だか人生につい...
木々も人々も荒れ果てた地に、木を植え続けた男エルゼアール・ブフィエの生涯が、とても深く詰まっている絵本。 見返りを求めず、ただひたすらに自分が信じた道を歩いて、それが結果的に人々の幸福に繋がった。 そこに至るまでに、人知れず乗り越えた日々はきっとあるよね。 何だか人生について考えさせられる。 何度でも読み返したい。
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男には特に目的がなかったように思える。ただひたすらにコツコツと種を植え続けた。結果として一人の人間が作り上げたとは思えないほどの見事な森ができあがった。偉業ではあるが、周囲が称賛するのも筋違いのような気がする。 一方で、彼の地道な行いについて何も知らない俗物たちが、その森には群が...
男には特に目的がなかったように思える。ただひたすらにコツコツと種を植え続けた。結果として一人の人間が作り上げたとは思えないほどの見事な森ができあがった。偉業ではあるが、周囲が称賛するのも筋違いのような気がする。 一方で、彼の地道な行いについて何も知らない俗物たちが、その森には群がってくる。 誰のためでもなく自分がやりたいことをやり続けた人と、深く考えずに欲望のままに生きる人々がいる、というだけの話のような気がする。
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ペンのタッチが心地よい絵の数々。言葉は子供向けには難しいと思うので大人が読んでちょうど良いかも。 木を植えるということが長期にわたって世界を変え人を幸せにする。献身的な老父の継続的な労働が大地とそこに住む人を幸せにする。 メモ: 戦争という、とほうもない破壊をもたらす人間が、 ...
ペンのタッチが心地よい絵の数々。言葉は子供向けには難しいと思うので大人が読んでちょうど良いかも。 木を植えるということが長期にわたって世界を変え人を幸せにする。献身的な老父の継続的な労働が大地とそこに住む人を幸せにする。 メモ: 戦争という、とほうもない破壊をもたらす人間が、 他の場所ではのんなにも、神のみわざにもひとしい偉業を成し遂げることができるとは。 変化はとてもゆるやかにあらわれたので、日常とあう闇にまにれて、人びとを驚かすことはなかった。 魂の偉大さのかげにひそむ、不屈の精神。心の寛大さのかげにひそむ、たゆまない熱情。この、神の行いにもひとしい創造をなしとげた名もない老いた農夫に、わたしはかぎりない敬意を抱かずにはいられない。
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