完訳 三国志(5) の商品レビュー
荊州から蜀、そして漢…
荊州から蜀、そして漢中へ。この巻では、まだ劉備軍団の快進撃が続きます。人材も、軍師ホウ統を失った他は損失はありません。しかし、絶好調の劉備軍に忍び寄る魔の手。「孫権をして、関羽を討たせむるべし」。司馬懿の言を入れ、使者を呉に派遣する曹操。謀略をもって、関羽の目をあざむく呂蒙と陸遜...
荊州から蜀、そして漢中へ。この巻では、まだ劉備軍団の快進撃が続きます。人材も、軍師ホウ統を失った他は損失はありません。しかし、絶好調の劉備軍に忍び寄る魔の手。「孫権をして、関羽を討たせむるべし」。司馬懿の言を入れ、使者を呉に派遣する曹操。謀略をもって、関羽の目をあざむく呂蒙と陸遜。軍師不在の中、関羽は少しづつ敵の術中に落ちていきます。また、この巻は曹操がいつになく残虐に描かれていました。意見の衝突した荀彧を自殺に追いやり、皇后を誅し、一人の導師を殺すために何百人もの者を殺し、王になることを諫めた臣を獄死さ
文庫OFF
ようやく劉備が蜀に入り、曹操の勢いにも翳りが見え始める。 それにしても登場人物の多さには参るのだが、読み方も本によって違ったりするので、難しい。 巻頭に登場人物一覧がついているし、地図もあるので、それでなんとか理解する。 地図も登場人物ももっと詳しく知りたいと思う時がある。
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関羽の性格が悪くなってきたなぁと思った矢先にこの流れ...自業自得感が拭えない。孫権は今までただのマザコンだと思ってたけど、部下の言う事ほいほい聞いちゃうから逆に器が大きいのかもと地味に評価アップ。
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長坂から樊城まで。 孫権の息子との縁談とか、五虎将軍の黄忠のくだりとか。 読めば読むほど関羽の印象が悪くなるのは私だけなんでしょうか?(2010年5月31日読了)
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およそ人たるもの、寵愛してこれに位を進めても、昇りつめればほしいままに振舞い、情をかけて順わせても、情を尽くした末はあなどる。これが国の亡びるもとでござる。
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