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小説 小林一三(上) の商品レビュー

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2012/01/16
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一三の慶應義塾生時代から三井銀行を退社するまでの物語。小説家を志ながらも自身の才能に自信を持つことができず三井銀行に泣く泣く入社する。一三は阪急の創業者だと知っているもんだからその前の人生はどうなんだろうという見方だったが、30代前半まで月給取りとして銀行マン生活を送り、証券会社設立がポシャり、誰にも頼らずに生きていくことを決意する。そこまで常人離れした人間ではなさそうだと思ったのが印象。もの書くのが好きで、劇を見るのがすき、そういう部分が宝塚歌劇団へとつながっていったと思えてならない。人間2つは何か好きになれる才能があるらしくそれが合わさって大きなことができるらしいからそれを最大限まで伸ばしておくことが今の自分にできることかな、と。

Posted byブクログ