粗にして野だが卑ではない の商品レビュー
国鉄総裁としての石田礼助の活躍を軸にした、石田礼助の伝記です。 その生き様は、ビジネスマンの理想の形の一つだと思います。
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三井物産から国鉄総裁へ。 筋が通っていて芯がある、背筋を伸ばした姿が印象的とある。 「粗にして野だが卑ではない」
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(土木学会誌のわたしの本棚、「強いリーダーを目指す方へ」と推薦があり手に取った一冊) 書名は、総裁として初めて臨んだ国会での発言から。 請われて国鉄総裁を務めるより前の三井物産時代含めて、 「乃公 出でずんば」「パブリックサービス」「サービス&サクリファイス」と、世の中...
(土木学会誌のわたしの本棚、「強いリーダーを目指す方へ」と推薦があり手に取った一冊) 書名は、総裁として初めて臨んだ国会での発言から。 請われて国鉄総裁を務めるより前の三井物産時代含めて、 「乃公 出でずんば」「パブリックサービス」「サービス&サクリファイス」と、世の中のために尽くすというマインドと飾らない姿勢がかっこいい。 「ワンダラーマン(報酬は受けたくないが形式的に1ドルもらう)」という、シアトルでみた先人の姿に影響を受けた面もあるのだろう。 「日常は君に任せる、いやな仕事は引き受ける」というマネジメントの在り方にもうならされた。 朝から支店に電話をかけまくり「現場からの情報」を直に受けるという姿勢、また駅に足を運んで混雑の様子を現場から知るというのもそう。 効率を求める上でも「安全」は別格、とにかく安全管理をというのにも学ばされる。 そして、職員の気持ちをつかむこと。 総裁は陳情を直接に受けない(黙殺する)ことーーそうしないと組織は混乱するし意欲を失うというのもそうなのかもしれない。 ※新幹線のトンネル掘削で、自宅の屋敷内の滝とその流れは「水枯れ」を招いたと。ほらーー。(P.168) ※毎日のように義娘に指示して書き取らせたという遺言もまた傑作。(P.222) ・死亡通知を出す必要はない。 ・こちらは死んでしまったのに、第一線で働いている人がやってくる必要はない。気持はもう頂いている。 ・物産や国鉄が社葬にしようと言ってくるかもしれぬが、おれは現職ではない。彼等の費用をつかうなんて、もってのほか。葬式は家族だけで営め。 ・香奠や花輪は一切断われ。 ・祭壇は最高も最低もいやだ。下から二番目ぐらいにせよ。 ・坊さんは一人でたくさんだ。 ・戒名はなくてもいい。天国で戒名がないからといって差別されることもないだろう。 ・葬式が終わった後、「内々で済ませました」との通知だけ出せ。 ・ママは世間があるからと言うかも知れぬは、納骨以後もすべて家族だけだ。 ・何回忌だからといって、親族を呼ぶな。通知をもらえば、先方は無理をする。 ・それより、家族だけで寺へ行け。形見分けをするな。つゆ(妻)が死んでも同じだ。 ※石田礼助 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%94%B0%E7%A4%BC%E5%8A%A9
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タイトルの由来と、冒頭の奮闘記が素晴らしい。エイブルマンたり得ているか、自問自答する。 後半は今一つの内容だった…
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明治気質の真っ直ぐな経営者。かなり前に一度読んでます。 なんとなく「粗にして野」の後なんだっけ?と急に気になって書棚を探したらまだあったので再読してみました。
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今の日本ならこういう人はどうなるのか。やはりいつの時代もきちんと受け入れられるのだろうか。 失言と捉えられてすぐに辞任になったりしないだろうかと思った。 しかし実は、そんなことはどうでもよくて、やはり何か大きなことをするには、この精神(卑ではない)は大切だと再認識した。
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