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ルピナスさん の商品レビュー

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73件のお客様レビュー

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2022/09/07

ルピナスの花をこの本で知りました。 みんなが少しずつ、ルピナスさんの様に世界が良くなるために何かをしたら世の中はもっと良くなる。そんな希望を持てる絵本。 バーバラクーニーの描く植物の色は柔らかくて伸びやか。

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2021/07/29

本の美しさに引かれて、買った本です。 赤毛の元気な女の子が、自分で考えて行動します。世界をもっと美しくするには? 歳を重ねシルバーヘアになっても行動します 世界をもっと美しくするには、と。 私も少しだけ、近所の公園や神社を掃除し雑草を抜いて種をまいちゃいます。 私も、ルピナスさん...

本の美しさに引かれて、買った本です。 赤毛の元気な女の子が、自分で考えて行動します。世界をもっと美しくするには? 歳を重ねシルバーヘアになっても行動します 世界をもっと美しくするには、と。 私も少しだけ、近所の公園や神社を掃除し雑草を抜いて種をまいちゃいます。 私も、ルピナスさん?

Posted byブクログ

2021/05/27

絵が素敵。 子どもの心にどのぐらい届くかわからないけれど、少しでも何か感じ取ってくれれば、と期待してしまう。 「世の中をもっとうつくしくするためになにかする」 その前にまず、可能な限り世界を実際に見るところから始めないといけないかな。

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2020/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ルピナスさんと言うのは語り手の少女の大おばさんのことです。 少女時代の大おばさん・アリスは、おじいさんから遠い国々のお話をしてもらいました。 そしてアリスはいつも言いました。 「大きくなったら、私もとおいくににいく。そして、おばあさんになったら、海のそばの町にすむことにする」 そんなアリスにおじいさんが言います。 「もうひとつ、しなくてはならないことがあるぞ。世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしてもらいたいのだよ」 「いいわ」 アリスは大きくなって遠い国々を旅し、年をとってから海のそばの家に住むことにしました。 さて最後のひとつは…。 この絵本は、内容もさることながら色遣いがとても綺麗です。 少女のころのルピナスさんや、年をとってから近所の子どもたちに囲まれている時のルピナスさんの周囲は、落ち着いたピンクをベースに暖かい色に包まれています。 旅に出ているときは海や空の青、日射しの白などのすっきりした色と、砂漠の町のやわらかなピンク。 体調が悪く寝て過ごしていた時期は、青やすみれ色。 快復して町を歩いている時には緑色が多くあります。 絵を見ているだけでも彼女の心がどのような状態なのかが子どもにもわかります。 語り手の少女は大おばさんであるルピナスさんに言います。 「大きくなったら、とおいくににいって、かえってきたら、海のそばに住むわ」 そしてルピナスさんも言うのです。 「それは結構だね。でも、もうひとつしなくてはならないことがあるよ。世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしなくては」 「いいわ」 何をすればいいか、今はわからなくても、そうやって気持ちや行動を繋いで行けば、きっと世の中は今より美しくなるのではないでしょうか。 夢物語ではありません。 だって私が子どもの頃、日本中の川も海も都会の空気も、今よりもっともっと汚かったのですから。

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2020/12/01

ひとりの女性が、おじいさんとかわした約束。 世界を美しくすること 私もお花の種を蒔きたくなりました。

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2020/11/30

こんなことやってて何になるんだろう。 何かの役に立つのかな。 いつまでやるのかな… 自分のしていることに、ふとネガティブな疑問が湧くことがあります。 すぐに成果が出ないとやり甲斐を感じない、ケチな自分に嫌気が差すこともあります。 感謝されたい自分。見返りを期待している自分。...

こんなことやってて何になるんだろう。 何かの役に立つのかな。 いつまでやるのかな… 自分のしていることに、ふとネガティブな疑問が湧くことがあります。 すぐに成果が出ないとやり甲斐を感じない、ケチな自分に嫌気が差すこともあります。 感謝されたい自分。見返りを期待している自分。誰かのためと言いながら、実はとても自己中心的になっていやしないか…。 だからルピナスさんを読むと、賞賛の気持ちとともに、なんだか恥ずかしくなってしまうのです。 そしてできるだけ、愛と行動力と、勇気を持って生きよう。と思うのです。(アンパンマンみたいだな…) 前向きに落ち込むために、時々開く絵本です。

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2020/06/26

種をまくという行為は 苗を植えるのと違って 育つか育たないか分からない でも 種をまけば いつか芽が出て 花が咲くかもしれない 美しさの種をまく凛とした絵本

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2020/06/07

これが1987年初版ということに感動した。結婚や育児というのがまったく出てこない女性の一生の絵本 珍しくないですか。いいはなしなんです。

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2019/08/29

独立心にあふれた一女性の人生。 ルピナスという名前の美しさと、地球のうえをかけめぐっていた時代。女性とは、こうあるべきと思う。生きるということの意味を考えさせてくれる。 読み聞かせて、難しすぎて、たとえ眠ってしまっても、読み聞かせたいのだ。 「世の中を、もっとうつくしくする...

独立心にあふれた一女性の人生。 ルピナスという名前の美しさと、地球のうえをかけめぐっていた時代。女性とは、こうあるべきと思う。生きるということの意味を考えさせてくれる。 読み聞かせて、難しすぎて、たとえ眠ってしまっても、読み聞かせたいのだ。 「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしなくては」 なにをすればいいか、 いまはまだわかりませんが、きっといつか、 わかる日がくるでしょう。 居酒屋に行って、「交流」とか「学び」と称して、 飲み歩くことではない。 おしゃれなキラキラした場所で、優雅に珈琲を楽しむことでもない。 「美しさ」 私はこの言葉に心底惚れるし、より深く理解したいし、行動していきたい。

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2018/10/14

世界を美しくすることをおじいさんと約束した少女。彼女は大人になり、ルピナスをたくさん植えてルピナスばあさんと呼ばれるようになる。

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