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真田太平記(二) の商品レビュー

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52件のお客様レビュー

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2023/06/12

時代背景、地理、登場人物相関図どれをとっても名作と呼ばれる所以と深く感じいる、また場面場面の描写が素晴らしい武将の息遣いが伝わってきそうな気がするくらいの緊張感はついつい読みふけってしまう。特に著書(シリーズ)においては会話が魅力的で他の作品と違う世界観を醸し出しており、登場人物...

時代背景、地理、登場人物相関図どれをとっても名作と呼ばれる所以と深く感じいる、また場面場面の描写が素晴らしい武将の息遣いが伝わってきそうな気がするくらいの緊張感はついつい読みふけってしまう。特に著書(シリーズ)においては会話が魅力的で他の作品と違う世界観を醸し出しており、登場人物の魅力を際立たせている。そして著書(シリーズ)の特徴として文章の区切りが明確で読み易く、わかり易い!どんどん引き込まれていく。続けて続けて読んでしまう!

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2022/06/16

第二巻もおもしろい。真田昌幸は疎んじるものの、それに反して池波正太郎の筆致によって、源三郎がかっこいい!

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2022/01/29

タイトルの「秘密」 どんな謎が隠されているかと思ったら真田家の血縁の秘密だった。 この陰性のドラマ設定は陽性の大河ドラマ「真田丸」には無い魅力だなぁ。 この血縁関係が今後の展開にどの様に影響を及ぼすのか、楽しみ。 物語は次回、徳川・北条との決戦へ。 盛り上がるなぁ。

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2022/01/14

長野で2年仕事をしていたため、馴染みの地名が多く楽しめた。逆に馴染みがなかった頃だとなかなかイメージが難しいかもしれないと感じた。 源三郎、源二郎の謎は「秘密」が解き明かされることで納得。一般的には幸村が人気だと思うが、冷遇されている信幸の方に肩入れしたくなってきた。

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2020/05/10

戦国時代を1つのムービーのように眺めてられるのが楽しい。父子やその周りの人間模様、他国の武将との関わり合いなども生き生きと描写されていて、おもしろい。ラスト50頁から怒涛の展開で、次巻が気になる。

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2020/01/18

小国である真田家にとっては、大国に付いて領土を守り抜くしか道は無い。 四方八方から領土を狙われ、息付く暇もない中での上田築城。 真田昌幸の、何としても領土を守り抜くという、プライドの表れであろう。 どこと敵対し、どこと同盟するか、ひとつでも間違えれば喰われるのは己の領土。 まさに...

小国である真田家にとっては、大国に付いて領土を守り抜くしか道は無い。 四方八方から領土を狙われ、息付く暇もない中での上田築城。 真田昌幸の、何としても領土を守り抜くという、プライドの表れであろう。 どこと敵対し、どこと同盟するか、ひとつでも間違えれば喰われるのは己の領土。 まさに戦国の世。

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2019/12/27

歴史小説の面白いところの一つは、現在についても描かれていることである。つまり、「今ここには何があってこうなっている」というものだ。 もっとも、物語が書かれた時点での“現在”なので、必ずしも今現在を反映しているわけではない。それでも、ここではかつてこういう出来事があったのかという...

歴史小説の面白いところの一つは、現在についても描かれていることである。つまり、「今ここには何があってこうなっている」というものだ。 もっとも、物語が書かれた時点での“現在”なので、必ずしも今現在を反映しているわけではない。それでも、ここではかつてこういう出来事があったのかということを想像しながら読めるところに、歴史小説の面白さがある。 本巻では後半に、徳川、北条、上杉という大勢力に囲まれた真田昌幸がどうやって乗り切るかが描かれている。 この攻防はさらに続くが、大河ドラマ「真田丸」でも描かれた攻防と駆け引きが、この物語でも見事に表現されており、スリルを感じながら読み進めることができる。

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2019/09/07

第二巻は、本能寺の変以後の秀吉・家康の確執から起こった小牧・長久手の戦いと、真田昌幸が上田城を築城するところまで。一人一人の登場人物に圧倒的な存在感がある。

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2017/02/14

天下は豊臣秀吉の物になります。 豊臣と徳川の小牧・長久手の戦い。豊臣秀吉と、徳川家康それぞれの思惑。 真田家は周辺を大国の上杉、北条、徳川に囲まれています。 豊臣と徳川が和睦したため、真田家にまた危機が。 真田昌幸は、目に入れても痛くない次男坊の源次郎信繁を上杉の人質に出すことに...

天下は豊臣秀吉の物になります。 豊臣と徳川の小牧・長久手の戦い。豊臣秀吉と、徳川家康それぞれの思惑。 真田家は周辺を大国の上杉、北条、徳川に囲まれています。 豊臣と徳川が和睦したため、真田家にまた危機が。 真田昌幸は、目に入れても痛くない次男坊の源次郎信繁を上杉の人質に出すことにします。 昌幸と信繁は上杉家当主景勝から人質以上の扱いを受け、景勝に対して強烈な印象を持ちます。 二巻副題「秘密」は、真田家の若者たちの出生のこと。 こちらの小説では、真田昌幸の長男源三郎信幸は昌幸正室山手殿の子、 一つ年下の源二郎信繁は別の女の子供となっています。 そして次男が源二郎、長男が源三郎と言うことから、実は…と場内でも囁かれています。 さらに彼らの姉の母は別の女性?…さらに物語には出てこない子供たちもいる様子。 そして小説内では重要な人物として、信幸と信繁兄弟の従兄弟樋口角兵衛がいます。角兵衛は、真田兄弟の母山手殿の妹、久野とその夫の息子。しかし本当の父親は真田昌幸です。十代の頃から体が大きく力に溢れ、怒り出すと手が付けられない。 NHKドラマでは角兵衛は榎木孝明さん。初期に自分の父は昌幸と知り「俺も大殿の息子なんだから城持ちになってもいいはずだ!それなのになぜ俺ばかり差別される!」…という理由があって暴れているのですが、小説では自分の出生を知らないのでただただ生まれ持っての性質として狂いの要素があったようです。 真田家が迎えようとする戦闘の予感を含ませて二巻終了。

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2017/01/26

2017.1.25 源二郎、角兵衛、中世特有の出生に関わる内紛。小牧、長久手で秀吉と家康の対峙。秀吉と勝手に和睦する信雄。それに表立っては意義を唱えない老練な家康。中央での動きを踏まえ、真田家もどう動くか? 真田の敵は北条。北条と徳川は同盟。沼田を北条に渡す約束。真田は拒否。北条...

2017.1.25 源二郎、角兵衛、中世特有の出生に関わる内紛。小牧、長久手で秀吉と家康の対峙。秀吉と勝手に和睦する信雄。それに表立っては意義を唱えない老練な家康。中央での動きを踏まえ、真田家もどう動くか? 真田の敵は北条。北条と徳川は同盟。沼田を北条に渡す約束。真田は拒否。北条と一戦に備え、越州の上杉に接近。上杉は秀吉傘下。上杉は真田と同盟。秀吉、上杉、真田ラインが生まれる。

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