アリバイのA の商品レビュー
この主人公には派手な格闘や、明晰な推理力を発揮するようなスタイリッシュさは皆無である。 丹念な聞き込みが持ち味の、いわゆる「足で稼ぐ」タイプの泥臭い捜査方法だ。 それがたまらなく魅力的に感じるのは何故なのだろうか。 リアルライフというワードが浮かぶ。サンタテレサという街が架空の街...
この主人公には派手な格闘や、明晰な推理力を発揮するようなスタイリッシュさは皆無である。 丹念な聞き込みが持ち味の、いわゆる「足で稼ぐ」タイプの泥臭い捜査方法だ。 それがたまらなく魅力的に感じるのは何故なのだろうか。 リアルライフというワードが浮かぶ。サンタテレサという街が架空の街だとは思えなくなってくる。 いつまでも読んでいたい欲求に駆られる。 これだけシリーズが続くのも納得できる気がする。
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怪盗ニック5の「錆びた金属栞を盗め」に価値ある初版本として出ていたので。 カリフォルニアの女探偵のお話。 だが、何か物足らない。 葉村晶という女探偵を知ってしまった後では、何か物足らない。 それは、怪我の度合いなのか、運の悪さなのか、 シニカルさなのか。 夫殺しの殺人犯として...
怪盗ニック5の「錆びた金属栞を盗め」に価値ある初版本として出ていたので。 カリフォルニアの女探偵のお話。 だが、何か物足らない。 葉村晶という女探偵を知ってしまった後では、何か物足らない。 それは、怪我の度合いなのか、運の悪さなのか、 シニカルさなのか。 夫殺しの殺人犯として服役した女性から、 真犯人を探すように依頼される。 同じ毒で殺された女性会計士がいたが、 連続殺人なのか。 タイプを使っているのもレトロでいいが、 「鉛入りガラス」などの古い翻訳が良い。 ハードボイルドに必要なのは、 銃でも、美女(美男)の誘惑でも、乱闘でもないということだ。
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10年くらい前に読んだ本の再読。女性探偵物が大好きになったきっかけの本です。 ハードボイルドと言われてますが女性でもハマると思いました。 心理描写、風景描写が秀逸だと思いました。再読にも関わらず、犯人忘れてました。そして最後の最後まで殺人、犯人との攻防がものすごいドキドキします!...
10年くらい前に読んだ本の再読。女性探偵物が大好きになったきっかけの本です。 ハードボイルドと言われてますが女性でもハマると思いました。 心理描写、風景描写が秀逸だと思いました。再読にも関わらず、犯人忘れてました。そして最後の最後まで殺人、犯人との攻防がものすごいドキドキします! 続編、読むつもりです。
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3回目の読了。若かりし頃、キンジーのようになりたいと思った気持ちは今も変わらないな。スー・グラフトンさんが亡くなり、作品もYまで。日本語訳は無いけれど、シリーズは最後まで読みたい。
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確か高校時代、に、読んだことがあるシリーズ(現在も刊行中)。 ふと続きが読みたくなったんだけど、どこまで読んだのか忘れちゃって(苦笑)、じゃあ最初から読んでみましょう! ・・・ということでAから読み始めようかと。 以前より、年とった今のほうが面白いです。 推理小説としては勿論...
確か高校時代、に、読んだことがあるシリーズ(現在も刊行中)。 ふと続きが読みたくなったんだけど、どこまで読んだのか忘れちゃって(苦笑)、じゃあ最初から読んでみましょう! ・・・ということでAから読み始めようかと。 以前より、年とった今のほうが面白いです。 推理小説としては勿論ですが、主人公がものすごく年上の独身オバサン、だった高校生の私より、 主人公が10歳以上も年下になった今のほうが、彼女の弱さや格好良さがわかって、主人公のことがもっと好きになれます。 Qくらいまで出版されているんですよね(Aからアルファベットで刊行中)。 ガンガン読みますよー。
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今まで、読もう読もうと思いながら手を出さずにいたシリーズである。ハードボイルドで女性が主人公というと、僕の場合にはロバート・B・パーカーを思い出す。さわやかさにおいて、このシリーズの主人公キンジーのほうが上である。 事件を依頼され、関係者の所を尋ね歩いているうちに、事件の方...
今まで、読もう読もうと思いながら手を出さずにいたシリーズである。ハードボイルドで女性が主人公というと、僕の場合にはロバート・B・パーカーを思い出す。さわやかさにおいて、このシリーズの主人公キンジーのほうが上である。 事件を依頼され、関係者の所を尋ね歩いているうちに、事件の方も少しずつ動き始め、やがて意外な結末がやってくる。まさに古典的なハードボイルド小説の流れで、ほとんどリュウ・アーチャーのようである。もっとも、物語そのものに「闇」の要素があまりなく、さっぱりとした印象である。 主人公である探偵キンジーが、実にまっとうな女性である。言い友達になりたいと思うタイプだ。女性が主人公のハードボイルドシリーズの流れでは、第2世代くらいになるのだろうか。ごく自然に女性が探偵をやっているのが気持ちいい。それでいて、やっぱり男性が探偵だとこうはいかないだろう、というプロットが出てくるのもおもしろい。 ハードボイルドのスタイルで、自立した女性(死語に近いけど)を描いていくとこういう風になるのだろう、って感じの小説。ミステリとしては必ずしも強い魅力を感じなかったけど、キンジーのライフスタイルには共感し、魅力を感じた。
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うわ~~、すっごい懐かしいんですけど~~。 アメリカではまだまだ売れ続けてる。 これは再読。 初めて読んだときは、なんか活字量が多くて読む気しなく、無理やり読んだ覚えがある。 でも、ストーリーは覚えてない。 で、読んでみて。。。。面白かった~。 活字の量も多くて楽しかった~~。 久しぶりの殺人事件小説で楽しめた~~。 女が主人公の刑事ものや探偵ものって、ほんと最近多くって、そのキャラを好きになるのに時間がかかるんだけど、このキンジー好き。読み始めてすぐ好きになった。 男に侮辱されるのがすっごく嫌いですぐ切れるバツ2. なんか、すっごく分かる。 このシリーズは日本ではもう手に入らないので、古本屋で地道に探して読むか~、原本で読むかして制覇したいな~。
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1987年刊か… 本屋のバイト時代に新刊で入荷して、タイトルに惹かれて購入したと思う。ストイックな感じで好みだったから、そのあとも新刊が出るたびに買って読んだけど、途中で追いつけなくなり、それでもJかKぐらいまでは読んだのかなぁ。
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女探偵キンジー・ミルホーンシリーズ1作目。 キンジーは2度の離婚経験を持つ、元警官のアラサー探偵。カリフォルニアが舞台です。 女探偵なのに、きっちりハードボイルドでカッコイイ(≧∇≦) 女性が主人公ならではって感じの、メロドラマなシーンもちっとあったりするのも嬉しい。 このシリー...
女探偵キンジー・ミルホーンシリーズ1作目。 キンジーは2度の離婚経験を持つ、元警官のアラサー探偵。カリフォルニアが舞台です。 女探偵なのに、きっちりハードボイルドでカッコイイ(≧∇≦) 女性が主人公ならではって感じの、メロドラマなシーンもちっとあったりするのも嬉しい。 このシリーズ気になりつつも、あんまり多いので手を出すのに躊躇してたんですが、これからちびちび読んでみよ(´∀`*)
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若竹七海の「葉村晶シリーズ」に似てると聞いて読み始めたんだけど……はまったっ! 主人公がかっこいい、の一言に尽きる。とはいえ「かっこつけて」るわけじゃないんだよねえ。そこがポイント。
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