真田太平記(五) の商品レビュー
秀吉の終末が近づき、世は秀吉後の動向を探って動き出す。 真田家、そして忍びの軍団も次を睨んで準備を始める。何となく昌幸と分家となった信幸の間が変わってくる。立場が人を変えるのはいつの時代も一緒だね。
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豊臣秀頼誕生、秀吉、前田利家の死、石田光成の佐和山蟄居まで。向井佐助少年が成長していく。2016.1.9
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今年の読み納め。 秀吉、利家亡きあとのごたごたの中で、草の者デビューした佐助のみずみずしさが光る。(そしてまた筆下ろしエピソード…) 臨終の前の利家とまつの会話がいいなあ。薩摩守の意味深なセリフ、三成救出大作戦も面白い。いやほんと面白いなあ、この小説は。
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秀吉歿後をにらんで武将たちが動き始めるが、そんな時秀吉側室の淀の方が懐妊し秀頼が誕生する。そして世継ぎの秀頼の将来を案じながら秀吉が63歳の生涯を閉じる。 天下の行方は混沌に・・・。真田家では秀吉の世継ぎに命運を賭ける昌幸と徳川から嫁をもらった長男・信幸との関係が。
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20150507読了。 政治家として、建築家として素晴らしい才能を持っていた秀吉だったが、やはり人。自分の世継ぎ、我が子可愛さに、それまでの評判がガタ落ち。
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サクサクと時は流れて関ヶ原までもう少し。 草の者がどのように活躍するのか期待。 ささ、次の巻へ
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何の利益も生み出さなかった朝鮮出兵と秀吉の死まで。 やっと国内の戦乱が終わったところなのに、朝鮮に出兵して明まで征服しようとは、完全に気がふれたとしか思えない。 それも7年もそんなことをやっていて、結局は秀吉さんの死で終焉したなんてねぇ…。 あれだけ女狂いでたくさんの女性を手にし...
何の利益も生み出さなかった朝鮮出兵と秀吉の死まで。 やっと国内の戦乱が終わったところなのに、朝鮮に出兵して明まで征服しようとは、完全に気がふれたとしか思えない。 それも7年もそんなことをやっていて、結局は秀吉さんの死で終焉したなんてねぇ…。 あれだけ女狂いでたくさんの女性を手にしていた秀吉さんが60歳近くなってから連続して同じ女性からだけ子どもが生まれるだなんておかしいし、いろんな意味で秀吉さんの晩年は狂っていたんだと思いました。 日本のトップなんて、ずっとこんなもんなのかな~。
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秀吉が亡くなり、周りが揉めだして後半は真田家はあまり出てこず、三成や家康の出番が多かったように思います。 個人的には佐助のこれからが楽しみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
朝鮮出兵が失敗に終わる中,老いさらばえていく秀吉.幼子秀頼の運命は前田利家に託すのだが,秀吉を追うように利家も没する.替わって蛇のように勢力を伸ばして行く家康.一方,真田一族も長老頼綱がなくなり,父と息子二人も微妙に見据えているものが違っていくように思える5巻.
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豊臣秀吉が亡くなる巻。 考えてみれば、織田、豊臣、徳川と権力が推移していくのは20年に満たない期間に起こったこと。 たくさんの人が、大きな流れに翻弄される姿が印象的。
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