ペーパーナイフ の商品レビュー
著者は少年時代に、もし読書ノートをつくるなら表紙に「本を噛む」と書きたいと思ったそうだ。どんな作家にも呑み込まれないぞ、いやそれどころかその本を自分の歯で噛みしだいてやるのだ、という気負いがあったためという。優れた読み手との評判を得た連載書評と、井上ひさし、田辺聖子、向田邦子等の...
著者は少年時代に、もし読書ノートをつくるなら表紙に「本を噛む」と書きたいと思ったそうだ。どんな作家にも呑み込まれないぞ、いやそれどころかその本を自分の歯で噛みしだいてやるのだ、という気負いがあったためという。優れた読み手との評判を得た連載書評と、井上ひさし、田辺聖子、向田邦子等の作家論を収録。
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書評を集めた感じなのかな。 扱う本がだいぶ昔のものなので知らないものも多く、興味の湧かないとこは飛ばして読んだが、逆に沢木耕太郎と歴史モノが意外な組み合わせな気がして、「鉄の首枷」遠藤周作、「生きざま」柴田 錬三郎などは今度読んでみようと思った。 既読のものについては著者の書評を...
書評を集めた感じなのかな。 扱う本がだいぶ昔のものなので知らないものも多く、興味の湧かないとこは飛ばして読んだが、逆に沢木耕太郎と歴史モノが意外な組み合わせな気がして、「鉄の首枷」遠藤周作、「生きざま」柴田 錬三郎などは今度読んでみようと思った。 既読のものについては著者の書評を読むと、自分が全く読みこめてないことがよく分かる。 20代で書かれた書評にひれ伏す自分・・・
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田辺聖子 頂上を目指さず裾野にいることの楽しさ。 無理に一番を狙わなくても二番でいいじゃないか。それより二番を二つ持っていたほうが楽だし、面白い。一番になる、そしてそれを維持する時間とエネルギーで二番を二つ三つ維持できるのではないか。
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『路上の視野』文庫本の2冊目。初期の沢木耕太郎の作家&本レビューの集大成といった感じで、とにかく淡々とまとめられています。 個人的には、特に「記憶を読む職人」向田邦子と「死者の成熟」一ノ瀬泰造と「ハードボイルドとしての坊ちゃん」夏目漱石は読みごたえがありました。「ペーパーナイ...
『路上の視野』文庫本の2冊目。初期の沢木耕太郎の作家&本レビューの集大成といった感じで、とにかく淡々とまとめられています。 個人的には、特に「記憶を読む職人」向田邦子と「死者の成熟」一ノ瀬泰造と「ハードボイルドとしての坊ちゃん」夏目漱石は読みごたえがありました。「ペーパーナイフ」の一連のレビューは、ひとつひとつは短いけれども、20代でここまで奥の深いレビューが書けるのか〜と唸らされます。さすがの沢木耕太郎。
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沢木氏の本。1987年。三島由紀夫のボクシングに対する見解と、著者の見解が異なる点が面白い。ボクシングにかかわりの深い、著者の意見にも注目したいが、三島氏の主張にも注意したい。
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