わすれられないおくりもの の商品レビュー
最初のページで 死ぬなんていわないで! なんでもう走れないの? と言っていました。なのでいろいろ話をしました。 たくさんのアナグマの思い出の話をじっくり聞いているようでした。 かなしいお話だったね…と言っていました。今の息子にはなかなかうまく伝わらなかったのかもしれません。またい...
最初のページで 死ぬなんていわないで! なんでもう走れないの? と言っていました。なのでいろいろ話をしました。 たくさんのアナグマの思い出の話をじっくり聞いているようでした。 かなしいお話だったね…と言っていました。今の息子にはなかなかうまく伝わらなかったのかもしれません。またいつか読んでみたいです。 死は誰にでも訪れることですが、子どもたちに優しく温かく伝わるお話だと思います。出会えてよかったです。
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「アナグマは、死ぬことをおそれてはいません。死んで、からだがなくなっても、心は残ることを、知っていたからです。」 自分の死よりも、残していく友達の悲しみを気がかりにする、年老いたやさしい物知りのアナグマ。 アナグマは死んでしまうけれど、アナグマのことが大好きなみんなで、それぞれ...
「アナグマは、死ぬことをおそれてはいません。死んで、からだがなくなっても、心は残ることを、知っていたからです。」 自分の死よりも、残していく友達の悲しみを気がかりにする、年老いたやさしい物知りのアナグマ。 アナグマは死んでしまうけれど、アナグマのことが大好きなみんなで、それぞれアナグマとの思い出話をしていきます。 「みんなだれにも、なにかしら、アナグマの思い出がありました。アナグマは、ひとりひとりに、別れたあとでも、たからものとなるような、ちえやくふうを残してくれたのです。みんなはそれで、たがいに助けあうこともできました。」 穏やかに死を見つめるアナグマの目線。 アナグマの死について、思い出を語り合うことでやさしくアナグマがいたことと死んだことを肯定していくモグラやカエルやキツネやウサギたち。 こんなにもあたたかく、大切に死を見つめる絵本の、なんと素敵なこと。 文章も絵も、やさしい。 もし死ぬならアナグマみたいに死にたいし、大切な人を見送る時には、この物語を思い出したい。 出会えてよかった絵本です。
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ずっと読んでみたかった。 こんなお話だったんだ。 自分が亡くなった後に楽しい思い出を語ってもらえるような人生を生きられたら幸せだなと思った。
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私は読んだことがなかったのですが、みんなは知っていました。 アナグマは私です。そんなに遠くない未来に、そんな手紙を書きたくなるかもしれません・・・・
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大好きなアナグマさんが死んでしまって 悲しむ森の仲間たち。 でも、アナグマさんたちが残してくれた思い出 を振り返ってみると、だんだん ありがとう、と思うようになってきたのです… この話は教科書にも載っているので、 知っている人は少なくないでしょう。 死をテーマに物語を書いていく...
大好きなアナグマさんが死んでしまって 悲しむ森の仲間たち。 でも、アナグマさんたちが残してくれた思い出 を振り返ってみると、だんだん ありがとう、と思うようになってきたのです… この話は教科書にも載っているので、 知っている人は少なくないでしょう。 死をテーマに物語を書いていくことは、 簡単なことではありません。 良いお話なので、読んでみてください。
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こどもと図書館へ行って絵本を選んでいるときにたまたま見付けた本でしたが イラストの柔らかな雰囲気も素敵で お話の内容もアナグマの気持ちと、それを受け取ったみんなの気持ちがとてもやさしく、自分もアナグマの様な人でありたいなぁと思いました。 読み聞かせにもとってもいいなと思いました...
こどもと図書館へ行って絵本を選んでいるときにたまたま見付けた本でしたが イラストの柔らかな雰囲気も素敵で お話の内容もアナグマの気持ちと、それを受け取ったみんなの気持ちがとてもやさしく、自分もアナグマの様な人でありたいなぁと思いました。 読み聞かせにもとってもいいなと思いましたを
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家にあったのか、図書館で借りたのか… すごく印象に残っていたのだが、また借りてしまいました。 とても感動しました。自分がなくなる時、この本を読みたい、そして、周りの人にもこの本を読んでもらいたい、そんな本でした。図書館で読みながら目が潤んでしまいました…
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評論社 1986年刊行 原作1984年 訳 小川仁央 まわりの人たちを助けて年をとり、 年をとったアナグマ。 死んでもみんなの心に残ることをしっていたから、死を恐れていなかった。 死んだ後、みんなに思い出を語られて、自分たちに残してくれたものの豊かさを語られる、 こんな風に生...
評論社 1986年刊行 原作1984年 訳 小川仁央 まわりの人たちを助けて年をとり、 年をとったアナグマ。 死んでもみんなの心に残ることをしっていたから、死を恐れていなかった。 死んだ後、みんなに思い出を語られて、自分たちに残してくれたものの豊かさを語られる、 こんな風に生きて死んでいきたいと、思わされる。
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星5購入 星4複数回読む、子どもが自分で読む 星3読み聞かせて、ウケる 星2読み聞かせて聞く 星1読み聞かせて、聞かない
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毎年6年生に読む絵本。 「死」ではなくても、今まで関わってきた人から何をもらったか、形あるものだけが残るものではない、ということが伝わる絵本。 自分がもらったものを大切にすること、自分が人に何を残していけるのか、考えさせられる。
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