飛鳥とは何か の商品レビュー

梅原猛【著】

2013/08/18

私は、飛鳥という地は亡命渡来人(帰化人)の居住区ではないかと思っていたので、梅原さんの本を読んでやっぱり・・・そうだったのか・・・という思いです。

2013/05/06

飛鳥時代における飛鳥という土地の持つ意味合い、および聖徳太子についての考察。「聖徳太子伝暦」に基づく聖徳太子怨霊説は、井沢元彦さんの著作でも頻繁に引用されておりおなじみ。

2010/08/31

飛鳥とは、どのような意味を持つ場所なのか、ということを考えさせられる本。飛鳥とは何処のことなのか、何故求心力を持ち得たのか、移民の存在を背景に、納得的な内容だった。読み返したい。

2009/10/04

01.飛鳥とは何か
02.死の聖化
03.飛鳥をめぐる謎

著者の知識を総動員して飛鳥の謎に迫る一冊。
著者が歴史学者でも考古学者でもなく哲学者であるということが
綜合的な視点を可能にしているのでしょうか。
「死の聖化」は同著『隠された十字架』読了後の方が話についていきやすいです。

2009/10/07

ハードカバーを図書館で借りて読みましたが、文庫でも出ているんですね。猛烈に面白いので、いずれ買うと思います。飛鳥や斑鳩の土地の意味に思わず納得〜うならされました。（すべてに同感というわけではないけれど）紀皇女と弓削皇子のあたり、説得力あります。