深夜特急(第二便) の商品レビュー
第2便では、インド、ネパールへ向かいます。 ついに体調を崩した沢木先生が心の余裕を失っていく様子は、一人旅の孤独を浮き彫りにします。 これらの国では貧富の差が激しいため、同じアジアの国でありながら、金銭面はもちろん、人命の価値観の違いに考えさせられました。
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旅も中盤。それゆえの旅慣れた自分への戸惑いがあり、旅を楽しめなくなってしまった。この場所が何か違うんじゃなくて、自分が変わってしまったんだと気づく。心の移り変わりが素直で、とても人間味あふれた人だなと思った。
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前に行く旅に色んな世界が剥き出しになってくる。世界は広いなと改めて考えさせられる一冊です。自分から相手、相手から見た自分。出会い、別れ、すれ違い、凝縮されてます。
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あえて「人生を変えた一冊」を挙げるとしたらきっと『深夜特急』だろうというほどに、僕にとっては青春の一冊であり、世界に目を向ける原動力であった本です。高校3年のある日、図書室で、まるで呼ばれたかのように偶然手に取りました。図書室で毎日受験勉強をしながら、合間合間に裏のソファーで読み...
あえて「人生を変えた一冊」を挙げるとしたらきっと『深夜特急』だろうというほどに、僕にとっては青春の一冊であり、世界に目を向ける原動力であった本です。高校3年のある日、図書室で、まるで呼ばれたかのように偶然手に取りました。図書室で毎日受験勉強をしながら、合間合間に裏のソファーで読みふけっていたなあ。 今でも読み返すたびに、未知の国々を旅する自分をひたすら想像していたあの頃の自分が、懐かしく思い出されます。
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