木の本 の商品レビュー

高森登志夫【絵】,萩原信介【文】

2023/09/28

とにかく木の絵が素晴らしい。惚れ惚れとして見てしまう。春から冬までのたくさんの木の全体、幹、葉、花、実、どんぐりを見事に描いてくれている。遠くからしか見ていなかったので細かい所は分からなかったのだが、そうかあ、こんなのだったのだ。春になったらトチノキの花を見てみたい。なんとも華やかなのだ。

2017/03/19

いただきもの。

四季の木の本。
花、葉、実、の図鑑絵本。
解説付き索引あり。

よむのに3時間くらいかかかった。
絵がほんとうに美しい。
絵本の図鑑より写真の図鑑のほうがいいと思っていたけれど、絵もいいものですね。
まつぼっくりって、松の実だけのとこだと思ってました。
ほかにも初めて知ることばかり。

2013/11/21

日本でごく普通に見られる木や葉や木のみがイラストで掲載されている。
娘は、拾ったどんぐりと絵を付き合わせて一生懸命見ていた。

2012/05/07

２０年程手元に置いてみていますが、
いまだに、ケヤキ・クスノキなど、
分かる木が少ないです。
葉の１枚づつ、花もいっしょに、
細かい描写に癒されます・・
ずっと楽しんでいきたい、
福音館のかかぐのほんです！！

20120507　再読
最近、草花や木を求めての散策をしています。
日比谷公園や国会議事堂前などの、写真を撮っていますので・・
今回も、じっくりと読み込んでいます！

2009/12/09

四季折々の木々やその花の様子が、書かれています。
とてもわかりやすく丁寧でしかも見やすいですよ。

索引や解説、草と木の違いなどなどもりだくさんです。

私事ですが、小さい頃田舎育ちだったので『こんなの普通に見れたのになぁ』なんて思いながら見れてうれしかったですね☆

それに葉っぱや花がとても詳しくって、葉の形、葉先の色、裏表の色の違い、実の色のかわり方などとてもわかりやすいですよ。

是非この絵本を持って公園や雑木林などへ行ってみてはいかがでしょうか。

これからもっと寒くなりますが、紅葉や落ち葉それにドングリなどの実や種なんかも見れて楽しそうですね。

ドングリさがしで『ダレが大きいかなぁ』なんてしてみて下さいませ…いろいろな形、大きさがあって楽しめると思います。

松ぼっくりや紅葉の種はクルクルと回りながら落ちていき、おもしろいですよ、是非おためしあれ…

落ち葉や実で紙の上などに動物などの模様をお子さんたちと作ったりしても楽しいですよね。

学校の自由研究などにも役立つかも知れませんね！

2009/10/04

絵を描く資料を探していて、とある古本屋で絵本のコーナーにこの本はあった。

――衝撃だった。
丁寧に描かれているというよりは、精魂込めて……という言葉が合うだろうか。
本物よりも生命感にあふれていて、植物のむせかえるような香りまで感じられそうだ。

その中にパノラマ写真のような絵がある。
神社の境内の中で少年（わたしにはそう見えた）が大木と空を見上げている。
大木の力強さや隆隆と茂る草木に圧倒されているようにみえる。
よく見てみると蝉や蜂の巣など細部まで描き込まれているのが分かった。
この完璧な描写、みっちり感、おそろしいにもほどがある。

このような素晴らしい本を手放した人に、感謝したい。