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アンチ・オイディプス の商品レビュー

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2017/07/26

ずっと昔、ツブれたり、またできたりしていた河出書房新社に行ったとき、編集部の人から「好きな本を1冊ただで持っていって良いよ」って言われて、これをもらった。 分厚い本で、高価だから自分で買おうとは思えないし、表紙は、この写真の緑色じゃなくて、薄い暖色系の色でデザインがとても良かった...

ずっと昔、ツブれたり、またできたりしていた河出書房新社に行ったとき、編集部の人から「好きな本を1冊ただで持っていって良いよ」って言われて、これをもらった。 分厚い本で、高価だから自分で買おうとは思えないし、表紙は、この写真の緑色じゃなくて、薄い暖色系の色でデザインがとても良かったから。 哲学として読むと、難しくて、よく分からないけれど、現代詩のように読むと、とても好きな作品。 ダダイズム、統合失調症、ビートニクス、カフカ、資本主義、機械、身体・・・。 今でも、本棚に並んでるよ。時々、読む。 ただし、哲学ではなく、詩のようなものとして。

Posted byブクログ

2012/10/04

見上げた青空も、白い雲や緑の山もぼくの脳が作り出すイメージ。 そんなの虚しい? でもそこに、山が在り雲が在り空が在るのは確かだ。 充ち溢れるもので詰まった空っぽ。 そして、すべては流れゆく、また、尽きることなく溢れ出てくる。 いろんなものが相互に関わり、変転しながら流れてゆく...

見上げた青空も、白い雲や緑の山もぼくの脳が作り出すイメージ。 そんなの虚しい? でもそこに、山が在り雲が在り空が在るのは確かだ。 充ち溢れるもので詰まった空っぽ。 そして、すべては流れゆく、また、尽きることなく溢れ出てくる。 いろんなものが相互に関わり、変転しながら流れてゆく。 「わかってる」なんてぼくだけのイメージ。それは空っぽ。 でもそこには実体がある。確かに。 ぼくが変えるんじゃない。きみが変えるんじゃない。 溢れ出し流れていく何かの中でみんな変わっていくんだ。 いっしょに流れて溶けてゆきたい。 昔の日記を読んでいたら…なんと、こんな文章を書いていました。 「流れの哲学」といわれるジル・ドゥルーズさんのアンチ・オイディプスを読み終わった今、その内容にあまりにピッタリ?!で驚きました。 いやはや…行ったり来たりの人生です。まさに流れて行くのですね。 Mahalo

Posted byブクログ

2009/10/04

楽しい本です。最初野卑な言葉で始まるから、この展開は長くは続かないだろうなと思っていたら、最後まで野卑な言葉ばかりだった、と言われた異例の哲学書。

Posted byブクログ