いまこの人が好きだ! の商品レビュー
読み進むうちに「人間…
読み進むうちに「人間ってやっぱりスゴイんだ、すてたモンじゃないんだな」って思えてしまう、椎名誠の人間グラフティ。そして私も、また誰かとの出逢いが楽しみになるのです。
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東西の作者がすばらし…
東西の作者がすばらしいと思った人を訪ねてパチパチと拍手を送りたい、といった内容の話。
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リラックス・タイムに椎名氏のエッセイはよく読むが、こういう人物評というか、個人について語られているものは珍しいのではないだろうか。対談形式ではなく、インタビュー記事でもない。いや、取材はされているようだが、それがそのまま書かれてはいるわけではない。場合によっては、取材の話よりも前...
リラックス・タイムに椎名氏のエッセイはよく読むが、こういう人物評というか、個人について語られているものは珍しいのではないだろうか。対談形式ではなく、インタビュー記事でもない。いや、取材はされているようだが、それがそのまま書かれてはいるわけではない。場合によっては、取材の話よりも前置きの方が長かったり。やはり、エッセイというしかない。 紹介されている23人の人物には、有名人だけではなく、彼が出会った無名の人(タクシーの運転手とかラーメン屋のオヤジとか)も混じっていて飽きない。しかも、1981~1982年(もはや40年前か)の雑誌連載記事をまとめたものなので、各人の往年の話、ということになる。それぞれに昭和の生活が見え隠れし、私のようなオジさんにとってはノスタルジックでもある。 アンリ・ルソー風の(人が完全に浮かんじゃってる!)カバーイラスト(矢吹申彦氏)も秀逸。
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貰い物。 人物エッセイ。 ラーメン屋さん、歌手、カヌー乗り、山男……。 椎名誠が「これは只者ではない」と思った人物を男女問わず、挙げている本。 ただ椎名誠というのは、パワー・イズ・ビューティーなところがあるから、やっぱり出てくるのは強い人(なんかプロレスティック) 「...
貰い物。 人物エッセイ。 ラーメン屋さん、歌手、カヌー乗り、山男……。 椎名誠が「これは只者ではない」と思った人物を男女問わず、挙げている本。 ただ椎名誠というのは、パワー・イズ・ビューティーなところがあるから、やっぱり出てくるのは強い人(なんかプロレスティック) 「……なのだ」と、まるでバカボンのパパ口調で進んでいく。 ずかずかその人のところに行って、酒を飲んで、美味しいものを食べる。 地味なプロの人に会いにいくこともあるから、バターの作り方とか、酒の作り方とかも簡単に触れていたりする。 どれこれも筋の通った職人気質風の人ばかり。 あっさりと読めて、なかなか楽しかった。 無夜の知ってる人は、ここには載ってませんでしたけれどね。
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