太陽の子 の商品レビュー

灰谷健次郎【著】

いつまでも心に残る本…

[文庫ＯＦＦ]

いつまでも心に残る本です。テーマは重いけれど、ふうちゃんの明るさ、たくましさに救われます。

何事にも一生懸命、そ…

[文庫ＯＦＦ]

何事にも一生懸命、そして自分の目で真実を見つめていこうとするふうちゃんの姿に、心を打たれます。「戦争を知らない私たち」はぜひ一読すべき作品だと思います。

灰谷文学の真骨頂です…

[文庫ＯＦＦ]

灰谷文学の真骨頂です。彼の作品の中でも一番感動しました。ずっと読みつがれるべき本です。

小中学生に読ませたい…

[文庫ＯＦＦ]

小中学生に読ませたい。感動します。「兎の目」と並ぶ児童文学の決定版。

初めて読んだ作品です…

[文庫ＯＦＦ]

初めて読んだ作品です。これをきっかけにファンになりました。戦争について考えさせられました。「てだのふあ」=「太陽の子」沖縄の言葉ですが、一生懸命生きる太陽の子、ふうちゃんに、涙が止まりません。

太陽の子のように元気…

[文庫ＯＦＦ]

太陽の子のように元気ですくすく育ったふうちゃん、でもお父さんが沖縄戦争が原因で心の病気にかかってしまって・・・・生きることとは何か?を考えさせられる名作

2018/04/10

かなりいい。ふうちゃんみたいなてだのふあになりたいと思った。お父さんが亡くなったのが本当にかなしい。この本に出てくる人は、なんていい人ばかりなんだろう。太陽の子、何度も読もう。すーっごく大好きな本だ。

2001.9

2015/02/02

太平洋戦争の被害にあった沖縄県民の話。
頭に暮らしているが、沖縄県民だった温かい家族と囲まれて暮らしている。
壮絶な体験にも負けず、明るく生活する姿は感動を覚える。
「苦しさを知っている人が優しさを知っている。」という言葉がぴったりの作品。
この本を昭和54年位の小学3年生が読んでて、ファンになった位だったのは驚いた。
現代人はいかに本を読んでいないかわかる。

2014/10/20

「てだのふあ・おきなわ亭」を経営する両親のもとに生まれた「ふうちゃん」こと大峯芙由子と、彼女を取り巻く人びとの物語です。ふうちゃんに沖縄のことを教えようとするギッチョンチョン、そのケンカ友達のギンちゃん、ふうちゃんの決意を見守る決意をする梶山先生、元不良のキヨシ少年といった魅力的なキャラクターが登場します。

沖縄と本土の間に横たわる問題がストーリーとリンクさせられており、重い内容ですが、ふうちゃんをはじめ、登場人物たちの優しさと強さに打たれます。

2012/10/08

始めて読んだのが20年近く前だったので、内容はほとんど忘れていた。でも、読みながら、読み終わって、ずしーんと胸に響く感じ、そのときの記憶はおぼろげながら残っている。つらいもの、悲しいものを抱えながら、人はそれでも、生きていく。その痛みのぶん、人の痛みもわかることができるようになる。
内容をほとんど忘れてしまっていた私だけど、始めて読んだときの思いや胸に響いたことは、自分の心の肥やしになっていたと思いたい。強くて優しい人になりたい。
またいつか読み返したい本。