あなたの魂に安らぎあれ の商品レビュー
なんとも奇抜なストー…
なんとも奇抜なストーリーで、これが出版された当時はSF関係者が仰天したのではないでしょうか。全体的にヴァン・ヴォークトを思わせるワイドスクリーン・バロック風の作品で、一読の価値はあります。ただ、文章がヘンテコでクセが強いので一般的には薦めづらいかも。
文庫OFF
火星に住む人間とその生活をささえるアンドロイド。 とても面白かったです。トラプシンによってアンドロイドたちは、舞やおじいさんはどうなってしまうのかと思いながら読んでました。そしてそうくるかと思いました。
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電子版で再読。 繰り返し読んでもめちゃくちゃ面白い。 登場人物多め、かつ色んなキャラクターの主観で物語が紡がれていくんですが、場面転換多くても混乱しないしぐいぐい読めるので、SFは世界観とか設定とかちょっと難しそうと思ってる人にぜひ読んでみて欲しい1冊です。
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雪風と敵は海賊しか読んでいなくて積読していた神林長平を読みはじめ、プリズムはなかなか難しいと思っていたらこれは面白い!良かったこれで次に進める
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全編すげえ面白かった。ディストピアの外に何があるのか、エンズビルとは何者なのか、そしてそれが訪れた時の「終わり」の悲壮感、表題のセリフが物語が進むごとに意味が強くなって行く構成も熱い。
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SFばかり読んでいた学生時代に、鮮烈な印象を受けた本。数十年ぶりに再読し、昭和のSFの良さを再認識した。 主要人物について、ここに至るまでのエピソードや人となりなども、もっと書いて欲しかったと思う一方、それなしでも感情移入できるのはさすがだし、SFとしての枠組みがしっかりしていて...
SFばかり読んでいた学生時代に、鮮烈な印象を受けた本。数十年ぶりに再読し、昭和のSFの良さを再認識した。 主要人物について、ここに至るまでのエピソードや人となりなども、もっと書いて欲しかったと思う一方、それなしでも感情移入できるのはさすがだし、SFとしての枠組みがしっかりしていて、読み応えがある。 三部作になっていたのは不覚にも知らなかったので、これから他を読むのが楽しみ。
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"きっかけは、成毛さんが運営しているHONZで紹介されていた一冊が神林さんの作品だったこと。三部作というので、一冊目から読んでみている。 いや~面白かった。早速、第二巻目を読み始める。"
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SF。火星。アンドロイド。 序盤は静かな始まり。退屈なわけではなく、幻感覚器などSF的なアイディアを楽しめた。 中盤からアクションシーンが増え、一気に盛り上がる。 終盤、世界の真実が明らかになる頃には満足感でいっぱい。 読んでいて、伊坂幸太郎『ラッシュライフ』を連想した。何故だろ...
SF。火星。アンドロイド。 序盤は静かな始まり。退屈なわけではなく、幻感覚器などSF的なアイディアを楽しめた。 中盤からアクションシーンが増え、一気に盛り上がる。 終盤、世界の真実が明らかになる頃には満足感でいっぱい。 読んでいて、伊坂幸太郎『ラッシュライフ』を連想した。何故だろう?群像劇っぽい構成でしょうか? そして何より、タイトルが良い。 作中で何度も使われるフレーズであり、"魂の安らぎ"は作品のテーマでもある、美しいタイトル。素晴らしい。
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魂が安らぐ時はどんな時か。通読後、ひとつは舞の、もうひとつは誠元の魂が安らいだその時を繰り返し読み見返した。 解説のとおり、ゆっくりした序盤から徐々に読むペースが上がっていってクライマックスに達する構成が凄い。これだからSFはやめられないというやつです。
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