幽☆遊☆白書(完全版)(1) の商品レビュー

冨樫義博(著者)

2017/02/11

『幽☆遊☆白書』完全版。
全15巻＋公式キャラクターズブック「霊界紳士録」。

初読は中学生の頃。もーーーとにかく覚えるくらい読んだしアニメも見てたし、グッズとか二次創作とか所謂オタク的なハマり方をしてたし、もしこの作品に出会わなかったら今の自分はなかった！と結構本気で言い切れる漫画作品のひとつです。

現在自宅の本棚に並んでいるのがジャンプコミックス版ではなく完全版なので、ブクログにもこちらを登録。

さて1巻。

子どもを交通事故から救おうとして、逆に命を落としてしまった不良中学生・浦飯幽助。
手のつけられない不良少年のこの善行が、人間の生死を司る霊界でも想定外だったことなどから、幽助は生き返りのための試練を受けることとなる。

後半は完全にインフレ系バトル漫画と化す幽白ですが、個人的には連載初期の人情物語もまた堪らなく好き。中でもやはり印象的なのは、偏屈ジイさんと仔ダヌキの話ですなあ……。
大人になって改めて読むと、竹中先生や温子オフクロなどの大人陣がすごくいい。

act.1　さよなら現世!!
act.2　復活への試練!!
act.3　旅立ちの時!!
act.4　老犬と少年!!
act.5　一年目のクリスマス!!
act.6　孤独の旅路!!
act.7　約束!!
act.8　束の間の復活（前編）
act.9　束の間の復活（後編）
act.10　禁断の遊び!!

2012/08/09

図

え、こんな内容なの...。
思ってたのと違うけど、連載初期だからだよな...。
後々の路線変更を楽しみに続きを待つ。

2011/10/07

最初の頃はものっそい丁寧だった作画が、後半の仙水戦あたりでは神がかったラフさになっていたのが面白い。

2011/08/20

再読。

やっぱり面白いなぁ。キャラクターの設定がいい。敵も味方も。蔵馬も飛影も愛しいキャラすぎる。

しかし改めてやっぱり後半は色んなネタがバタバタ。三人で戦って欲しかったなぁ。

2014/11/16

王道バトル漫画。少年漫画読みたいなと思ったらとりあえず読んでおきましょう。学生＋バトル＋青春、まさしく燃える公式です。
ところで作品評価に関係ないですが、もうね、当時は女子の例に漏れず妖狐蔵馬が死ぬほど好きでね…裏浦島戦はページぶっ壊れるくらい読みました(笑)。

2011/06/23

ある意味再読だけど完全版は初めて読んだから、こっちで。やっぱり狸の話は泣けますな、最高！竹中先生も好きだけどww この頃はバトル要素少なかったなぁ、と思いつつ狸で泣く。

2011/03/30

リアルタイムで見てた時も大好きだったけど
大人になってから読み直して更に大好きになりました。
キャラクターの個性が一人一人しっかりしてて
敵キャラにも敵キャラの事情があり
敵キャラの魅力にもはまりました。

戸愚呂編と仙水編が好きです。
仙水編は大人になってから読むと悪が必ずしも絶対悪ではなく、
また善も必ずしも絶対善ではないと学びました。

ただ終わり方が、え…？っという感じですが
それでも、大好きな漫画です。

2010/10/05

少年漫画はやっぱり中身がないと思う今だからこそ★2つだけど、当時はかなりはまった漫画。富樫さんはすげえなと思います。

2011/02/09

小さなころに他のバトルマンガを読んで、
何で戦っているのかな？
主人公は本当に全て正しいのかな？
とたまに考えてしまうことがあったが、幽白だけは違った。

魔界トーナメントでも相手チームの描写が多く、あの戸愚呂でさえも絶対悪ではないことがわかる。

泉水編は…長くなりすぎるから語れない。

ラストは投げ出した割にメッセージ性があるので、考えさせられる。

意味もなく世界征服をしようとする敵役が出て来ないバトルマンガ。
妖怪より人間の方が心が汚いことが多く、他のマンガとは違う。

2010/08/01

いま振り返ると、初期設定など何を描きたかったのか疑問符だらけな訳だが、中盤以降はドラゴンボールやジョジョといった当時の週刊少年ジャンプのバトル系から影響を受けつつ、どうにか展開。
スラムダンクとともに腐女子の圧倒的な好感を得た筆致・キャラ造形には目を見張るものがある。