Dragonball(完全版)(13) の商品レビュー

鳥山明(著者)

2018/08/16

　改めて初めから続けて読んでみると、「ピッコロ大魔王」編が作品のターニングポイントで、ここから作風が変わってつまらなくなったというのがわかる。ファンタジー要素もアドベンチャー要素も消え失せ、「格闘バカ」たちの単純な「力比べ」のインフレーションが延々と続くようになってしまった。表題の「ドラゴンボール」が都合の良すぎる「死者蘇生マシン」に成り下がり、重傷を負っても「仙豆」とかいうドーピング（！）ですぐに回復するため、「人の生き死に」や「痛み」「苦しみ」の扱いがどんどん軽くなり、その結果、キャラクター描写に血が通わなくなったのも、漫画の方法論として問題がある。

　本巻のラストで亀仙人が「最終回じゃないぞよ。もうちっとだけ続くんじゃ」と言って、物語の終結とエピローグを示唆していたが、実際はこの後もシリーズは長期延命していく。本当にここで終わっていたら、鳥山明という稀代の天才漫画家は「Dr.スランプ」と「ドラゴンボール」の２作だけでなく、さらに別の傑作を生み出していたかもしれず、当時の少年ジャンプ編集部の判断は、「可能性」を奪う取り返しのつかないものだったと言えよう。

2016/11/10

作風が明るくて元気でひとに優しくて好きだー！！そんでカッコいい！ってのも大したもんだ！悟空みたいな人になりてぇなぁ・・・！！でもピッコロだったりベジータが生き残る理由って制作の事情もあったりするのか(笑)

2015/07/26

もうちっと(６年)だけ続くんじゃ。ゲームでもよく見るシーンだがピッコロがやる光弾の連続撃ちが好き。かめはめ波もそうだけどつい真似したくなる技が次々出てくるから凄いな。もう大人だからやんないけど。

2013/01/29

やっと、やっとの、悟空にとっての天下一武道会っ。

おっきすぎる愛を持った悟空。
敵をも飲み込んで仲間にしていくパワーがステキ!

くっつくなよとか言いながらも、ちゃんとチチだけは
忘れず一緒に連れていくところも、きゅー♡

2012/02/26

第23回天下一武道会準決勝第2試合（シェンVSマジュニア）、決勝戦（悟空VSマジュニア）を収録。表紙は悟空VSピッコロ、裏表紙はチチ。

ピッコロはこの決勝戦で巨大化したり、会場吹き飛ばす技とか使ったりと、かなり多彩な技を出しています。

決着後は最終回っぽくなりますけど、まだ終わらないです。ジャンプコミックスの時はたしか17巻の途中で決着だったんですが、完全版ではこの巻でキリよくおさまっています。

次巻からサイヤ人編です。