天才柳沢教授の生活(文庫版)(6) の商品レビュー
2024.4.10市立図書館 図書館のコミックコーナーでみつけて、少しずつ読みすすめているなつかしの名作。 初出はモーニング(1997−1998)、1997年の単行本11巻と1998年の12巻から。 超几帳面で我が道を行く柳沢教授とその家族(妻+娘4人とそれぞれの家族、そして猫の...
2024.4.10市立図書館 図書館のコミックコーナーでみつけて、少しずつ読みすすめているなつかしの名作。 初出はモーニング(1997−1998)、1997年の単行本11巻と1998年の12巻から。 超几帳面で我が道を行く柳沢教授とその家族(妻+娘4人とそれぞれの家族、そして猫のタマ)や大学の同僚・教え子らを中心に繰り広げられるさまざまなエピソード。 家族の日常のエピソードより、キャンパスの教え子や同僚、昔の教え子、若かりし頃の出会いなどのエピソードが増えてきている(今回はタマは登場せず)。大学図書館司書の井田やマイペースな学生出口が登場して興味深かった。芸術や文学の世界をめぐるエピソードも目立った。柳沢教授にかかるとどんなダメそうな人や鼻つまみ者も、人には見せられないプライドや弱みがあって実は「困っている人」なんだなとわかる。柳沢教授のようにすべての人をあたたかく観察して見守れる境地になれたらと思う。 今月から始まった「虎に翼」の寅子は人への好奇心があっていずれ柳沢教授みたいになれそうで、楽しみ。
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ずれていることが 当たり前になること 正しいって 何なんだろうね 楽譜を超えたところに 慣れた耳に その世界に 新しいものが正解ではないんだよね
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この巻では、少年時代の柳沢の同級生で没落した豪徳寺頼子との再会のエピソードが心に響きました。 そのほかでは、青年時代の柳沢が、戦後の混乱期に廃屋で暮らす少女の教育をするエピソードや、かつての柳沢の教え子で一流をめざす水沢由貴(みずさわ・ゆき)という女性をめぐるエピソードなど、少...
この巻では、少年時代の柳沢の同級生で没落した豪徳寺頼子との再会のエピソードが心に響きました。 そのほかでは、青年時代の柳沢が、戦後の混乱期に廃屋で暮らす少女の教育をするエピソードや、かつての柳沢の教え子で一流をめざす水沢由貴(みずさわ・ゆき)という女性をめぐるエピソードなど、少々きわどいアクセントの利いた話もあって、個人的に印象が強くのこっている巻でした。
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今回も柳沢ワールドに突入。 →目の障害さえなければ、 もっともっと世界に入り込めるのにと悔しい。苦笑。 どの人間においても性格やバックグラウンド、 プロットが緻密に立てられている。 また、構図も秀逸。 どの話も面白いのだけど、 ラストの腕時計の話、 読み終わったあとに余韻が残...
今回も柳沢ワールドに突入。 →目の障害さえなければ、 もっともっと世界に入り込めるのにと悔しい。苦笑。 どの人間においても性格やバックグラウンド、 プロットが緻密に立てられている。 また、構図も秀逸。 どの話も面白いのだけど、 ラストの腕時計の話、 読み終わったあとに余韻が残った。 ○市立図書館所蔵
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2013.6.10 ■好…「あなたを知りたい」…「私は 面白かったら その人のこともっともっと知りたくなって ただじっとしてるだけなんだよ」/「ソネット83番」※No,2/「彼女の理由」背中を押してもらっていたことに気付く/「コンプレックス」感想:説明不足は自信の無さから。ん...
2013.6.10 ■好…「あなたを知りたい」…「私は 面白かったら その人のこともっともっと知りたくなって ただじっとしてるだけなんだよ」/「ソネット83番」※No,2/「彼女の理由」背中を押してもらっていたことに気付く/「コンプレックス」感想:説明不足は自信の無さから。んで説明しないから余計伝わらない。悪循環。※いまんとこbest
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