あさきゆめみし(文庫版)(7) の商品レビュー
大和和紀の源氏物語の世界の美しさを堪能。 よくぞ漫画化してくださった! なかなか原作には手が出ないので…。
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#読了 玉鬘(昔の頭中将の娘)の行く末が決まり、心を定め玉鬘。夕霧(源氏の君の嫡男)は初恋がようやく実る。明石の姫(源氏の君の娘)の入代に“明石の御方”が共に参ることで、ようやく源氏の君と紫の上の周囲が落ち着いた。しかし朱雀院(源氏の君の兄)の娘(源氏の君が永遠に愛する藤壺の血縁...
#読了 玉鬘(昔の頭中将の娘)の行く末が決まり、心を定め玉鬘。夕霧(源氏の君の嫡男)は初恋がようやく実る。明石の姫(源氏の君の娘)の入代に“明石の御方”が共に参ることで、ようやく源氏の君と紫の上の周囲が落ち着いた。しかし朱雀院(源氏の君の兄)の娘(源氏の君が永遠に愛する藤壺の血縁)と源氏の君が結婚したことで、紫の上は源氏の君は、自分を愛したのでなく自分が藤壺の身代わりとして愛されていた人形であると気づいてしまい、、、までの巻
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源氏物語の粗筋すら知らなかったのですが、この漫画のお陰で大略を知ることができました。次は現代語訳版の源氏物語を読んでみようと思います。
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最終巻。素晴らしいマンガでした。それにしても源氏物語のエンディングは本当に凄いよね。これを女性が平安時代に書いたとは信じられないです。
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連載完結は1993年。 というわけで、実は高校生の頃には宇治十帖はまだでておらず、この巻は再読ではなく初見ということになる。 50帖東屋から54帖夢浮橋まで。 当時の価値観のもと、匂宮と薫の板挟み(+異母姉中の君への立つ瀬のなさ)で苦しむ浮舟不憫(そりゃ消えたくもなる、朧月夜や...
連載完結は1993年。 というわけで、実は高校生の頃には宇治十帖はまだでておらず、この巻は再読ではなく初見ということになる。 50帖東屋から54帖夢浮橋まで。 当時の価値観のもと、匂宮と薫の板挟み(+異母姉中の君への立つ瀬のなさ)で苦しむ浮舟不憫(そりゃ消えたくもなる、朧月夜や玉鬘のような才覚がないというより、安定した後ろ盾のない寄る辺なさが大きい)。 浮気ながらも出会ったからにはそれなりに誠実に世話をした源氏、最終的には意外と落ち着いてた頭の中将やまじめな夕霧とくらべると、若い匂宮と薫は女性との関係づくりがいちいち身勝手で、女を同じ人と思っていないような感じなのがムカつく(いまのおじさん社会もたいして変わってないのがかなしい)、という点で高3長女と意見が一致。
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浮舟が素性を明かさなかった場面、泣いてしまいました。悲しいですね。浮舟と薫はいつか会えると思います。
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宇治十帖に入ってから描写が変わった?リアリティが増したような印象でした。 匂宮によって成熟した浮舟を、薫が感心する様子がなんともいえない。薫は気づかず読者にしかわからない。 浮舟は、心では薫を、身体では匂宮を求めていたのだろうか。
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宇治十帖のヒロイン浮舟は二人の男の間で揺れ動き結果的には決めかねて不幸になる。 源氏と朱雀帝の両方から思われた朧月夜は源氏に未練は残しながらも、自分を本当に大切にしてくれる相手を自分でしっかり選ぶ。こういう本能的に幸せになる方を選べる女っていい。 浮舟も最後は匂の宮よりも薫に気持...
宇治十帖のヒロイン浮舟は二人の男の間で揺れ動き結果的には決めかねて不幸になる。 源氏と朱雀帝の両方から思われた朧月夜は源氏に未練は残しながらも、自分を本当に大切にしてくれる相手を自分でしっかり選ぶ。こういう本能的に幸せになる方を選べる女っていい。 浮舟も最後は匂の宮よりも薫に気持ちが傾く。紫式部の好みがわかる。
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宇治十帖。私は専門家ではないから詳しく説明はできませんが、世の中の様々な見解があるように、こうして漫画で読んでみても、紫式部の手とは違う人の作品かもしれないと感じてしまうのでした。物足りないのです。今でいう、二次創作というものではなかったかと感じてしまいました。
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3人の物語だけど、ドロドロした感じはしない 浮舟が清らかに描かれているからかな 宇治十帖は、登場人物がシンプルだから 分かりやすい気がする
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