生徒諸君!(2) の商品レビュー
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1978年刊行。 後々までナッキーら「悪たれ団」(このネーミングは流石に時代を感じるが)に大きくかかわる教師金田と杉山。2人が婚約に至るまでの団の「暗躍」を描きつつ、ナッキーが本当はいかなる人物なのか、その人柄や体験を徐々に開陳していく第2巻。 そのナッキーの内面を、彼女の行動だけから鋭く見抜いた画家の卵・飛島峻に心惹かれるナッキーだが、彼は思いもかけぬ不幸に見舞われる。彼とナッキーの感情のやり取りのもどかしさの一方、ナッキーの双子の姉マールの無垢さが彼を癒していく。 本作の中盤期までナッキーの心の闇を癒しつつも、その癒しが別の悲しみを招来させた飛島がフィーチャーされた巻。破滅しか想起できないナッキーと飛島の関係は、ザ・少女マンガというべきだが、まんまの王道展開で進んでいく。
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