1,800円以上の注文で送料無料

火の鳥(角川文庫版)(1) の商品レビュー

4.6

97件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2025/07/02

浦沢直樹氏の「漫勉」を見て触発され、20代後半に贖った文庫を引っ張り出す。 この「黎明編」は子供の頃、家にあった唯一の『火の鳥』で、それは雑誌の大きさだった。文庫だと手塚治虫の細緻ですばらしい筆づかいが見づらい。やっぱり大きな判型で読むべきだな……。 何気なくローマ字で書かれた自...

浦沢直樹氏の「漫勉」を見て触発され、20代後半に贖った文庫を引っ張り出す。 この「黎明編」は子供の頃、家にあった唯一の『火の鳥』で、それは雑誌の大きさだった。文庫だと手塚治虫の細緻ですばらしい筆づかいが見づらい。やっぱり大きな判型で読むべきだな……。 何気なくローマ字で書かれた自筆のギャグが面白いんだよね。 さて。 本書の人間たちの生に対する執着がものすごい(ヒミコだけが唯一「生」ではなく「 若さ」に執着している点が面白い)。 このストーリーは、たとえば火の鳥をなしにしても人間ドラマとして読みごたえがあり、ドラマなり映画なりにしても面白いのでは。 『古事記』を下敷きにしているが、日本人の出自(半島、大陸出身)に関しては現代からみると違和感がある。でも当時だとこういうもんか。 たしか、火の鳥は全シリーズ通して狂言回し的な存在だったが、猿田彦もどの時代にも登場してた気がする。久々に満遍なく全巻読み直してみよう。♪まんべ~ん(なんちゃって)

Posted byブクログ

2025/04/23

手塚治虫のライフワークとして数えられる傑作。中学生の頃に気になって読んで、衝撃を受けました。公式ガイドブックも買いましたが、表現規制を避けられなかったエピソードも興味深かったです。オムニバス形式なので一つずつ独立した話なのですが、シリーズとしては未完に終わってしまったのがとても悲...

手塚治虫のライフワークとして数えられる傑作。中学生の頃に気になって読んで、衝撃を受けました。公式ガイドブックも買いましたが、表現規制を避けられなかったエピソードも興味深かったです。オムニバス形式なので一つずつ独立した話なのですが、シリーズとしては未完に終わってしまったのがとても悲しいです。

Posted byブクログ

2024/04/01

初めて読みました、火の鳥。卑弥呼さまが人間くさくていいい。死にたくない、若くなりたいとまさに強欲な人間そのもの。戦いの中で人々は火の鳥を追い求め、殺戮を繰り返す。さてどうなっていくのか…

Posted byブクログ

2024/01/01

強い武器や兵士を持つ 異民族に制圧されて ひとつの民族が滅びる 女性であれば 子供を産まさせられたりして 滅んだ民族の遺伝子が ほそぼそと残る場合がある 世界史は そういう事の繰り返しだと思うけど 日本は古いタイプの遺伝子が 残っている国らしいので 完全に相手方を滅ぼすのでは...

強い武器や兵士を持つ 異民族に制圧されて ひとつの民族が滅びる 女性であれば 子供を産まさせられたりして 滅んだ民族の遺伝子が ほそぼそと残る場合がある 世界史は そういう事の繰り返しだと思うけど 日本は古いタイプの遺伝子が 残っている国らしいので 完全に相手方を滅ぼすのではなく 棲み分け出来てたり 共存したのかなと思う (詳しい事知らんけど) 手塚治虫もこの事を知ってたら ちょっと違う物語に なっていたかなと思う 弓彦は ゴールデンカムイの尾形百之助を 思い出した なんか影響受けてるのかな? ブックオフにて取り寄せ

Posted byブクログ

2023/07/06

手塚治虫漫画は今読むとメタ表現がどうしても気になる。 気になるがその辺超越して面白くもなってくる。 それほど壮大なテーマをこの狭い空間にぎっしり詰め込んである。 なので今から読むならちょっとその辺は我慢してしばらく耐えて欲しい。 いずれ気にならなくなるので。いや自分はかなり時間か...

手塚治虫漫画は今読むとメタ表現がどうしても気になる。 気になるがその辺超越して面白くもなってくる。 それほど壮大なテーマをこの狭い空間にぎっしり詰め込んである。 なので今から読むならちょっとその辺は我慢してしばらく耐えて欲しい。 いずれ気にならなくなるので。いや自分はかなり時間かかったけど。 黎明編は名前通り神話時代の日本が舞台。 諸星大二郎を読んだ時も思ったけど、こういう時若い頃もう少し日本史に親しんでおくべきだったと悔やまれる。

Posted byブクログ

2022/04/30

図書館で。 子供の頃、家にあまり漫画が無かったので図書館でよく手塚治虫を読みました。火の鳥は大体読んでいると思うけれども、スゴイ作品だなぁ子供心に思ったのを覚えております。話も覚えているのだけれども、改めて読むとこれは日本が日本という国になる前から未来へつながり、さらに巡る壮大な...

図書館で。 子供の頃、家にあまり漫画が無かったので図書館でよく手塚治虫を読みました。火の鳥は大体読んでいると思うけれども、スゴイ作品だなぁ子供心に思ったのを覚えております。話も覚えているのだけれども、改めて読むとこれは日本が日本という国になる前から未来へつながり、さらに巡る壮大な宇宙の話だったんだなぁと今更気が付きました。ホント今更。日本になる前から、そして未来に至るまで火の鳥は人の争いや営みを傍観していたんだなぁと改めて思いました。やっぱり火の鳥スゴイ。 クマソと邪馬台国ヒミコと、さらに出現するヤマトの戦い。青年が家族のみで構成された世界から飛び出す辺りはとても強く残っております。ここからまた、人の集団が出来るんだろうな、と。 戦いで一つの国が滅ぼされても、根絶やしにすることは難しい。女性の子供を産み増やすという能力を改めて思い知らされるような気がします。今回、きちんと読み直そうと思っているので、全部続けて読むとさらに見えてくるものがあるのかなぁと楽しみです。

Posted byブクログ

2021/07/30

漫画を読むことは、あまり多くありませんが、自分の中では、手塚治虫さんと諸星大二郎さんとつげ義春さんは別格扱いです。 火の鳥は、広井良典さんの「無と意識の人類史」の中で紹介されていて、興味をもって読みました。

Posted byブクログ

2020/05/10

いろんな登場人物がいて、それぞれがいろんな欲や思いを持って生きてる様をとてもリアルに描いてかる。そこに火の鳥が永遠の命の象徴として絡んでくる物語はとてもおもしろく、また切なさやらいろんな感情が読み終わったあとにわいてくる。素晴らしい。

Posted byブクログ

2019/03/10

青黴にはペニシリンという化学性物質が含まれている 破傷風 卑弥呼 魏志倭人伝 巫女 さきもり防人の猿田彦 普通天狗の先祖 イギリスのチェンバレンなどの説 身分の軽重けいちょう マグマ 魏の国 古代の日本列島には馬はいなかった 生きる権利 世界だ 「不世出」というのは 赤川次郎

Posted byブクログ

2019/02/05

京都平等院鳳凰堂に行き、鳳凰像の美しさに感動した。鳳凰と火の鳥は別物であるそうだが、不死の鳥を巡る手塚作品に興味を持った。 「花は枯れるもの、人は年ふるもの。どうにもならない自然の摂理です。」 年老い、美しさを失うこと、その先に待つ死を恐れて火の鳥の不死の力を欲したヒミコ。 「わ...

京都平等院鳳凰堂に行き、鳳凰像の美しさに感動した。鳳凰と火の鳥は別物であるそうだが、不死の鳥を巡る手塚作品に興味を持った。 「花は枯れるもの、人は年ふるもの。どうにもならない自然の摂理です。」 年老い、美しさを失うこと、その先に待つ死を恐れて火の鳥の不死の力を欲したヒミコ。 「わらわは下民とは違う、いつまでも若く美しくいられる権利がある。」 呪いによる恐怖心で民衆を支配したヒミコの執着によってクマソでの虐殺が起きてしまう。 命の長短ではなく生きている中で喜びを見つけなさい、と説く火の鳥。火の鳥を手に入れたのに血を飲めずに泣いたナギ。永遠の命を必要ないと吐き捨てた弓彦。 不死に対する羨望はないが「死」はまだまだ自分にとって人ごと。でも、死を意識したときには辞世の句を詠みたいなぁ。

Posted byブクログ