攻殻機動隊(デラックス版)(1) の商品レビュー
「ネットが星を覆い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなる程には情報化されていない近未来」を描いた1991年刊行作品。 実際の未来はむしろネットが国家や民族を強化するのだろうか。
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タイトルだけ知ってたけど なんか漫画か映画のSFチックなののフォロワーだと誤解していた みんなこれを真似してんじゃん! つか時代が追いつこうと必死じゃん 博覧強記とのこのことか FANUCさんとPFNさんの取り組みとか 学習させてコピーすればマシン大量生産とかまんま本書にある
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マンガの「攻殻機動隊」は大昔に立ち読みしたことがありますが、買ってじっくり読むのは今回が初めて。 昔読んだときはいまいち内容がよくわからないところがあったなぁ、、、という感じでしたが、今改めて読むと、とても良くわかる。面白い。 この本の特徴の1つに欄外の作者の説明(解説?)があり...
マンガの「攻殻機動隊」は大昔に立ち読みしたことがありますが、買ってじっくり読むのは今回が初めて。 昔読んだときはいまいち内容がよくわからないところがあったなぁ、、、という感じでしたが、今改めて読むと、とても良くわかる。面白い。 この本の特徴の1つに欄外の作者の説明(解説?)がありますが、なんだか今読むと作者、「頑張って書いている」感を感じますね。(^_^;) 昔読んだときにはこの辺特に何かいているのかよくわからなかったんですけど。 この第1巻は1991 年に刊行されていますが、何と 26 年前ですよ。インターネットも無い(普及してない)この時代によくこんな話し書けましたね。未来を見る目は坂村健と双璧かもしれません。 でも何というか、攻殻機動隊を世に知らしめたのは押井守監督で、このマンガのままの攻殻機動隊だと、こんなに世の中に浸透しなかったんじゃなかろうか、とも思います。私は嫌いじゃないですが。
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SFコミックの金字塔の1つ。初見では読み辛く、ストーリーも理解しがたいものだが周回する事で深みが増す。
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虫をモデルにしたメカ群がかっこいい。 街並みの気の狂ったやうなディテールがかっこいい 講談社といふ出版社で、内務省直属の公安9課が正義の味方としてちゃんと機能してると言ふのは若干異様だと言ふので読む。 草薙少佐がエロいことをしてゐると、ちゃんとオチがついてアレすると言ふのが...
虫をモデルにしたメカ群がかっこいい。 街並みの気の狂ったやうなディテールがかっこいい 講談社といふ出版社で、内務省直属の公安9課が正義の味方としてちゃんと機能してると言ふのは若干異様だと言ふので読む。 草薙少佐がエロいことをしてゐると、ちゃんとオチがついてアレすると言ふのが良い。 最近読んだのだが、アップルシードかなんかを呼んだ大友克洋御大が、講談社の編集者へその作者を説明したところ、この作品の掲載と相成ったさうで、このマンガの成立は、作品以上にあれであった。
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the ghost in the shell. finally, i got mean it! they born in japan hves a lot of faces. it be novelize, animation, comic and movie in the wo...
the ghost in the shell. finally, i got mean it! they born in japan hves a lot of faces. it be novelize, animation, comic and movie in the world. author isn't only. as you know your the ghost in the shell is a peace of it.
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前に持っていたコミックスが紛失していることが判明したので、購入し再読。 映画版がいかに効率よくリミックスしているかを再確認。 上部構造へのシフトを、天使の足と羽根で表現しているのが今回印象的だった。 そしてネットの海から発生した生命体が素子と融合することでさらに生命に近づくと...
前に持っていたコミックスが紛失していることが判明したので、購入し再読。 映画版がいかに効率よくリミックスしているかを再確認。 上部構造へのシフトを、天使の足と羽根で表現しているのが今回印象的だった。 そしてネットの海から発生した生命体が素子と融合することでさらに生命に近づくという結末…… 壮大な不気味さといったものを感じさせる。
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面白かったー!僕みたいなSF素人から見ると、この緻密な世界観や情報量は「ブレードランナー」と同じように、今見ても強烈に魅力的なサイバーパンク(よく分かってない)の完成したひとつの形みたいに見えた。しかし難解・・・!(笑)
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ARISEを見て気になって購入。今や様々なメディアで展開している攻殻機動隊の原作。現代の状況で展開されてもおかしくないSF構想が1989年に出ている、という世の中に好評な部分の面白さは圧倒されるものがある。そして、そうやって緻密に定められた未来的な科学技術が、人間の身体・精神と結...
ARISEを見て気になって購入。今や様々なメディアで展開している攻殻機動隊の原作。現代の状況で展開されてもおかしくないSF構想が1989年に出ている、という世の中に好評な部分の面白さは圧倒されるものがある。そして、そうやって緻密に定められた未来的な科学技術が、人間の身体・精神と結びついていった時、人間や技術はどうあるのか、どうなるのかという点を宗教・哲学的な思考実験のもと描き出していくのがまた非常に興味深い。2010年代の現在読んでも科学技術や生命について考えさせられるというのは敬服せざるを得ない。 そして思うのは、今、士郎正宗氏がSFを書いたら更に未来に近い物ができるのだろうか?そんなものを読みたく成る気持ちがおこる。 しかし困ったことに、一読しただけでは理解できないことが多い印象があった。独特な科学技術を把握するだけでも時間がかかるのに、主人公たちが「公安」であり、政治・経済の話が展開に深く関わり、公安同士が作戦内容上ぶつかり合うこともある、など、複雑な部分が多い。この手の作品の設定に慣れている読者でないと、展開そのものを飲み込めないかもしれない。 せっかくの設定なのだから、もっと幅広い層が触れられるようになってほしい、と思ってしまう。そういう意味ではアニメ版がその位置づけなのだろうか。少なくとも、文字情報じゃないために難解すぎると流してしまう以上、簡単になっている印象はあった。最も、アニメの中で比べると難しい部類に入るのだが…。
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