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無頼伝 涯(1) の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2022/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

涯逮捕から始まる。久しぶりに再読したが、意外にも1巻は涯強い、警察のおじさん借金まみれのクズという印象が強い。 大好きな作品なので、2巻以降が楽しみ。これから涯の過去や人間学園の描写がはじまるはず!

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2011/12/27

全5巻。福本漫画はどれもそれぞれ面白いけれども僕はこれが一番好きだなぁ。自分に由るから自由。繰り返される孤立せよ…っ!のメッセージ。打ちきりだろうがなんだろうが僕はしびれました。

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2011/08/25

孤立せよっ…!打ち切り感と黒沢とネタかぶってる感はあるけど、この真理、普遍性。 「クズも同様に素晴らしい……!うまく生きれずとも…人から見たら…徒労…不毛に見える悪あがき…苦しみ…だとしても…輝きだ…!かけがえのない時間なんだ…!だからどんなに哀しく…ただジタバタしただけの日々だ...

孤立せよっ…!打ち切り感と黒沢とネタかぶってる感はあるけど、この真理、普遍性。 「クズも同様に素晴らしい……!うまく生きれずとも…人から見たら…徒労…不毛に見える悪あがき…苦しみ…だとしても…輝きだ…!かけがえのない時間なんだ…!だからどんなに哀しく…ただジタバタしただけの日々だとしても…それを…奪う権利は……誰にもないっ……!」 凄惨さの肯定。享受。地獄を見すえて生きる。逃避しない。その上の人間賛歌。 涯には(福本漫画には)文学の初源性というやつが確かにある。文学なんて言葉を使うと逆に安っぽく聞こえるくらいの文学性。 運命は誰とも共有できない。誰も自分の運命への苦悩・煩悶を本当に理解してもらうことはできない。なぜなら自分の運命に焦り苛立つ以上に、他人の運命に共感することなどできないから。真実の感情は自らにのみ起因して起こる。誰にも転嫁できない。つまり、孤立している。 この事実を理解した上でなお、それでも共有しようとする手段が文学であり、57億の孤独(あかり)なのだろう。

Posted byブクログ

2010/08/16

誰にもこんな時期・・・あると思います。 「大人は汚い」「世間は俺に向かい風」「誰一人俺のことなんて認めてくれないんだ」 この表紙の少年(涯・14歳・中学校2年生)もその一人です。 何かと世間に反発する、そのような少年たちを極限の施設 「人間学園」に送致するという なんとも不...

誰にもこんな時期・・・あると思います。 「大人は汚い」「世間は俺に向かい風」「誰一人俺のことなんて認めてくれないんだ」 この表紙の少年(涯・14歳・中学校2年生)もその一人です。 何かと世間に反発する、そのような少年たちを極限の施設 「人間学園」に送致するという なんとも不思議なお話です。 しかし、著者「福本 伸行」さんならではの人生論がアツいです。 ぜひ、読んでみてください。

Posted byブクログ

2009/10/04

1-5 天涯孤独な中学生・工藤涯は、親に養われながら好き勝手に生きる同級生を軽蔑し、そして施設の世話になっている自分に苛立つ日々を送っていた。そしてある日、たまたま知り合った、不動産に居座り立退き料を迫る占拠屋の男に買われ、孤立している現状こそ自由であると感じながら廃屋に住んでい...

1-5 天涯孤独な中学生・工藤涯は、親に養われながら好き勝手に生きる同級生を軽蔑し、そして施設の世話になっている自分に苛立つ日々を送っていた。そしてある日、たまたま知り合った、不動産に居座り立退き料を迫る占拠屋の男に買われ、孤立している現状こそ自由であると感じながら廃屋に住んでいた。しかし、そこで起こした騒動によって居場所を失ったところ、富豪の息子である同級生の甘言に乗せられ、殺人の濡れ衣を着せられる。逃亡の末に投降した涯は、離島に建設された更生施設「人間学園」に入所することになる。そこでは高い壁に囲われ、職員は(殺傷能力は無いが)銃器を平然と利用し、洗脳教育によって社会や権力者に従順な人間にすることを目的とする凄まじい監獄だった。この環境の中、涯は脱獄と無実の証明という命題を叶えるために奮闘する。

Posted byブクログ

2009/10/04

今までの考え方を改めさせられた作品。 台詞一つ一つが心に響いて揺さぶられた。 もうバイブルって言って良いほどに!

Posted byブクログ

2009/10/04

少年マガジンで連載されたために、読者層の好みに合わなかったらしく打ち切りの如き終わり方が物足りなさを感じる。しかし福本の良いところがちゃんと出ている。福本ファンなら迷わず読む作品である。

Posted byブクログ