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孔子暗黒伝(文庫版) の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2021/01/17

個人的に日本の総氏神が天照だと言う事に疑問を感じ、リサーチ&フィールドワークを重ねていた中で結論に到達した。そんな矢先に手にした書籍故、創作漫画だと一蹴出来ない内容にぐいぐいと引きずり込まれた。毎度そうだが、諸星大二郎さんはクセになる(笑)孔子仏陀老子と聖人クロスの展開も...

個人的に日本の総氏神が天照だと言う事に疑問を感じ、リサーチ&フィールドワークを重ねていた中で結論に到達した。そんな矢先に手にした書籍故、創作漫画だと一蹴出来ない内容にぐいぐいと引きずり込まれた。毎度そうだが、諸星大二郎さんはクセになる(笑)孔子仏陀老子と聖人クロスの展開も満足いく流れ。オススメの書

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2018/07/01

(読んだのはこちらの本の誤り)仕事仲間のオススメ本。難しくて書評が書けない。科学と歴史と宗教的な考え方が好きな人はハマる。小学校の時にブッダの漫画を読んだことを思い出した。何故かドグラマグラも思い出され。

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2018/04/17

『論語』はわからないのだが、陶淵明がレトリックで 「旅人で渡し場を問うものがいない」 といふの(孔子)を使ってゐたなぁとか、さう言へばティラノサウルスの田舎は支那なんだよなぁとか、どっかで山岸凉子先生がこの作品の個人的に好きなシーンを褒めてゐて感動しました、とか、いろいろで何回も...

『論語』はわからないのだが、陶淵明がレトリックで 「旅人で渡し場を問うものがいない」 といふの(孔子)を使ってゐたなぁとか、さう言へばティラノサウルスの田舎は支那なんだよなぁとか、どっかで山岸凉子先生がこの作品の個人的に好きなシーンを褒めてゐて感動しました、とか、いろいろで何回も読む。

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2015/07/29

嘘と本当をうまくこじつけてて、どっから嘘かわからなくなる。衒学的で、ややうざったくもあるが、妙な絵の感じが引き込まれる。とても面白かった。

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2014/10/31

多分、これが1番最初に読んだ諸星大二郎です。 しかし、よく考えると、なんであの時、この本を読もうと思ったのか……。だって、絵柄だって、全然好みじゃないというか、怪しいし。 でも、これでちょっと諸星大二郎の世界にふれて、「妖怪ハンター」シリーズにいったわけです。 この人の知識の...

多分、これが1番最初に読んだ諸星大二郎です。 しかし、よく考えると、なんであの時、この本を読もうと思ったのか……。だって、絵柄だって、全然好みじゃないというか、怪しいし。 でも、これでちょっと諸星大二郎の世界にふれて、「妖怪ハンター」シリーズにいったわけです。 この人の知識の広げ方は、すごくさりげないですねぇ。そこが、すごいと思います。

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2014/09/18

白川静の孔子研究をもとに、呪術師にして革命家、孔子を一応描く。  ただ老子は出る、釈迦もでる、白亜紀と物理的につながっていたという言い訳で「実際に恐竜を飼う一族だった」と言う御竜氏も出る、五行思想のパロディで書かれた東アジアが出る、挙句の果ては「199X年にあった宇宙ステーション...

白川静の孔子研究をもとに、呪術師にして革命家、孔子を一応描く。  ただ老子は出る、釈迦もでる、白亜紀と物理的につながっていたという言い訳で「実際に恐竜を飼う一族だった」と言う御竜氏も出る、五行思想のパロディで書かれた東アジアが出る、挙句の果ては「199X年にあった宇宙ステーション」が恐るべき思想を吐き出す、という壮大な本。

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2012/05/03

暗黒神話よりこっちの方が楽しめました。絵柄に慣れたせいかも。 孔子や仏陀の生きた時代に科学的要素(地磁気とか機械語とか)が出てくるところは興奮します。 "それは永遠であるがゆえに対立者-すなわち永遠でないものを欲した"

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2013/09/19

何故か読みそびれていたことに気づいて購入。 大いなる智を求める孔子の思惑と、 思惑どおりにならない宇宙の意思。 『暗黒神話』とリンクするので、併読が吉。 但し、読むと強烈な眩暈に襲われます。

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2009/10/04

俳句の先輩お勧めの古代伝奇モノ。昔の絵に馴染むのに時間がかかったけどストーリーは薀蓄満載で楽しかった。 トウテツって中国の妖怪だったんだー、とか。

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