暗黒神話(文庫版) の商品レビュー
歴史のおもしろいところを抽出して繋げて、かつなんだか説得力をもたせて1つにする。その並外れた構成力と唯一無二な作画。矛盾や疑問が起きるかもしれないが正史はこれなんじゃないか?と思うほど惹き込まれる作品。
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縄文時代の蛇信仰からオリオン星座の神話、ヤマトタケルを中心とした神話を諸星大次郎の頭の中で、ごっちゃに煮込んだ感じの名作 物語には矛盾も納得できないものもあるが、それでも漫画だからこその面白さがある。
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- ネタバレ
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日本の古代歴史漫画。 あのおじいさんの正体に驚愕! そして、あのシステム。 菊池一族はいかにも悪い奴らってかんじだった。 読書会の課題になっていて、探してやっとみつけた。
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初諸星大二郎。 古来より存在する未知の生き物を、親しみではなく畏れの対象として描くセンスには強く惹かれた。 学術的知識への偏りが濃いため、自分含め、今の若い人にとっては新奇な漫画体験になると思う。 この人の漫画を読むだけで、東洋の神話、文化への理解が自然と深まっていきそう。
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<目次> 暗黒神話 徐福伝説 <内容> 暗黒神話は1976年、徐福伝説は1979年初出の作品。特に暗黒神話は、私を歴史や神話、民俗学へと引き込んでくれた作品。装飾古墳、日本神話、インド哲学、密教、そして宇宙物理学まで総動員した、広大な想像力を刺激する作品。
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この独特の世界がいいんだが、この独特さは今の時代に受け入れられて、連載できるだろうか。『三つ目がとおる』もそうだが、読んでいて非常に日本の古代文化に興味を惹かれる。
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神話や神様を"恐れ"という視点で捉えていたのは、すごいなと思った。 なんでもかんでも、今は味方のように感じて、やれお願いします、みたいな参拝してしまう(自分)けど、たしかにそうかと。
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手塚治虫が恐れ、宮崎駿、庵野秀明が影響を受けた諸星大二郎の作品。確かに主人公の武はシンジに重なる(地球の運命を本人の選択に委ねられてしまう)し、徐福伝説に出てくる徐福は何となくゲンドウとかぶる。神話+仏教サスペンスが新感覚でワクワクした!諸星先生の作品もっと読みたい。
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読み進めるうちに中毒になる画風。そして内容は、消して創作とは言い切れないもので度肝を抜かれる。全く別人の楳図かずおの恐怖漫画という言葉を思い出し、これをなんと命名する?と自問自答してしまった。 太陽の塔漫画と言えば岡本太郎が怒るかなぁw
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生まれるより前のジャンプで連載されていたらしいマンガ。確か、”教育のためのオススメ漫画”みたいな特集で見つけたからゲットだったかな。やっぱり、古いのは根本的にあまり受け付けないです。挑戦しては玉砕っての、何度目だろ?いやでも、『ベルばら』は結構良かったな。とりあえず、愛読したいと...
生まれるより前のジャンプで連載されていたらしいマンガ。確か、”教育のためのオススメ漫画”みたいな特集で見つけたからゲットだったかな。やっぱり、古いのは根本的にあまり受け付けないです。挑戦しては玉砕っての、何度目だろ?いやでも、『ベルばら』は結構良かったな。とりあえず、愛読したいとは思わず。
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